フローレスブラック
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フローレスブラック (Flores Black)は、別名「フィンケルブラック」。「Nap Star」とも呼ばれ、2000年US NationalsでJon Finkelが使用し優勝した黒コントロールデッキの一種。制作者はMike Flores。
概要
ソーサリー
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札にある黒のカード1枚を追放することを選んでもよい。
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から土地でないカードを1枚選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
ソーサリー
ターン終了時まで、あなたは、あなたの墓地から、土地をプレイしても呪文を唱えてもよい。
このターン、あなたの墓地にいずれの領域からでもカードが置かれるなら、代わりにそれを追放する。
特定のデッキにしか効かないようなカードが何種類も1枚ずつ入っており、それを相手に応じて吸血の教示者/Vampiric Tutorでサーチするという戦略を取る。シルバーバレット戦略を前面に押し出したデッキの先駆け的存在。
メインから様々なカードが入っているので、無駄カードを引いてしまうことも当然あり得る。そのような場合は、その無駄カードを暴露/Unmaskのコストにあてるなどして利用する。それでも、ストロームガルドの陰謀団/Stromgald Cabalはクリーチャーであるため相手の色が合わなくても3マナ2/2として使えるし、仕組まれた疫病/Engineered Plagueは相手に(クリーチャー・タイプを持つ)クリーチャーさえいればとりあえず意味はある。そのように、完全に無駄カードになるものは極力少なくなるよう工夫されている。
1枚しか入っていない対策カードでも、ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willでもう1度使用することが可能となっている。
サンプルレシピ
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (9) | |
3 | 走り回るスカージ/Skittering Skirge |
2 | ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator |
2 | 走り回る怪物/Skittering Horror |
1 | ストロームガルドの陰謀団/Stromgald Cabal |
1 | のたうつウンパス/Thrashing Wumpus |
インスタント・ソーサリー (27) | |
4 | 暗黒の儀式/Dark Ritual |
4 | 吸血の教示者/Vampiric Tutor |
4 | 強迫/Duress |
4 | 不純な飢え/Vicious Hunger |
1 | 非業の死/Perish |
1 | 呆然/Stupor |
4 | ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will |
2 | 暴露/Unmask |
1 | 撲滅/Eradicate |
1 | 虐殺/Massacre |
1 | 迫害/Persecute |
エンチャント・アーティファクト (1) | |
1 | 仕組まれた疫病/Engineered Plague |
土地 (23) | |
15 | 沼/Swamp |
2 | 産卵池/Spawning Pool |
2 | 黄塵地帯/Dust Bowl |
4 | リシャーダの港/Rishadan Port |
サイドボード | |
2 | ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator |
1 | ストロームガルドの陰謀団/Stromgald Cabal |
2 | 急速な衰微/Rapid Decay |
2 | 仕組まれた疫病/Engineered Plague |
1 | 非業の死/Perish |
1 | 呆然/Stupor |
1 | 暴露/Unmask |
1 | 撲滅/Eradicate |
1 | 虐殺/Massacre |
1 | ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor |
1 | 火薬樽/Powder Keg |
1 | スランのレンズ/Thran Lens |
- 吸血の教示者/Vampiric Tutorによるライフロスをカバーするために、あまりトーナメントレベルでは見かけなかった不純な飢え/Vicious Hungerが使用されているのが特徴。