合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocity

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Ulalek, Fused Atrocity / 合体した非道、ウラレック (◇/白)(◇/青)(◇/黒)(◇/赤)(◇/緑)
伝説のクリーチャー ─ エルドラージ(Eldrazi)

欠色(このカードは無色である。)
あなたがエルドラージ(Eldrazi)・呪文1つを唱えるたび、(◇)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしているすべての呪文をコピーする。その後、あなたがコントロールしていて起動型や誘発型でありこの能力でないすべての能力をコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。(マナ能力はコピーできない。)

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カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。

エルドラージ侵攻/Eldrazi Incursionのメイン統率者欠色を持ち、エルドラージ・呪文に反応し呪文と他の起動型能力誘発型能力コピーできる初の5色伝説のエルドラージ

キャスト誘発を持つエルドラージをその能力ごとコピーできる。また、まばゆい肉掻き/Glaring Fleshraker豆の木をのぼれ/Up the Beanstalkがあれば、そのキャスト誘発もコピー出来るので非常に強力。まばゆい肉掻きが2体いる場合は、ウラレックの解決前に落とし子から(◇)(◇)を生み出し、ウラレックの支払いに使う事が可能。その場合、まだ未解決のスタック上にある呪文や能力をコピー出来る。また誘発条件はエルドラージだがコピーするのはエルドラージ由来の呪文や能力に限らないため、ヴェリズ・ヴェルの盾/Shields of Velis Velなどの同族インスタントを使うことで何でもコピーできる。

永遠のこだま/Echoes of Eternityがあればコピー能力が追加で誘発するので、無色マナが続く限りコピー可能。キャスト誘発で(◇)(◇)を工面できる真実を溺れさせるもの/Drowner of Truthなら無限ループで真実を溺れさせるものの無限トークン

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関連カード

サイクル

モダンホライゾン3統率者デッキのメイン統率者サイクル。各構築済みデッキフォイル仕様で封入されているほか、モダンホライゾン3プレイ・ブースターからも出現する。稀少度神話レア

ストーリー

ウラレック/Ulalekは遥か昔の、すでに枯れ果て名前も忘れられたとある次元/Planeでたった一度だけ出現した存在。

モダンホライゾン3統率者デッキに付属する説明冊子には以下が書かれている。

プレインズウォーカーウギンはかつて、ある次元にエルドラージが出現する様を、水が溜まったプールに手を浸す様子に例えた。とはいえ、ウラレックは2体のエルドラージの巨人が《久遠の闇》から同じ場所の次元に潜り込んだときに起こるものだ。ウラモグの血統とコジレックの血統が融合したウラレックの存在は、ウラモグの落とし子が生まれながらに持つ物理的特性を歪める傾向と、コジレックの落とし子が持つ現実を歪める傾向の両方を増幅させる。ウラレックによる次元への影響は、あたかもその存在の実質が常に流動しているかのように、常に変化する。
ウラレックが姿を現したのは一度だけで、その次元はずっと前に枯れ果てた抜け殻となり、その名前すらも人々の記憶から消え去ってしまった。それ以来、ウラレックという存在がまだあるのか、それともウラモグとコジレックの側面が「久遠の闇」に戻ってしまったために、ウラレックがバラバラになってしまったのかは不明である。
  • マジックにはしばしば「歴史のif」を扱ったカードも登場するため、奇妙な出で立ちを持つこのカードの背景設定についても疑いをもたれることが多い。Mark Rosewaterいわくモダンホライゾン3のカードはすべて正史を扱っており[1]、ウラレックもストーリー中の多元宇宙/Multiverseに属する存在である[2]
  • Jay Annelliの解釈では、(純粋な無色でない)欠色持ちのエルドラージ/Eldraziは我々の現実を食らうことで生まれたもの・我々の現実により近いものであり、ウラレックが低級の落とし子たちのように欠色を持つことはそれ自身も落とし子であることを示している[3]

脚注

  1. Blogatog(2024年5月28日)
  2. Blogatog(2024年5月29日)
  3. Ask Jay(2024年5月24日)
  4. @jay13x(X/Twitter 2018年10月9日)

参考

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