英雄の鍛錬所/Forge of Heroes
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Forge of Heroes / 英雄の鍛錬所
土地
土地
(T):(◇)を加える。
(T):このターンに戦場に出た統率者1体を対象とする。それがクリーチャーであればそれの上に+1/+1カウンターを1個置き、それがプレインズウォーカーであればそれの上に忠誠(loyalty)カウンターを1個置く。
統率者戦用の土地。そのターンに戦場に出た統率者にカウンターを置くタップ能力を持つ。
過去のカードでは進化の中心、ノヴィジェン/Novijen, Heart of Progressや巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwoodなどと似ている。それらよりもデッキカラーを選ばない反面、統率者のみという対象の狭さ・それに対する強化のささやかさは難点。特にクリーチャーに乗せる分には、実質的上位互換となるオパールの宮殿/Opal Palaceの存在もあって優先的な採用は難しい。
一方で統率者に指定できるプレインズウォーカーにも対応している点は特徴的。忠誠度1の差が明暗を分けることは多々あるので、戦略に合致しているなら有用。マナ基盤としては貧弱なので、色拘束が厳しいプレインズウォーカーと併用する際は注意。
- オパールの宮殿との差としては他にも「無色の統率者でも強化できる」「唱えずに戦場に出しても強化できる」「対戦相手の統率者を対象にとったりカウンターを置いたりすることができる」「常在型能力ではなく起動型能力なので難解なアルカイック/Abstruse Archaicなどでコピーできる」などがある。多種多様なシナジー形成が可能な統率者戦のカードプールであれば差別化は容易。
- 能力の対象に取ることがメリットになる数少ない伝説のクリーチャーであった有翼の叡智、ナドゥ/Nadu, Winged Wisdomが禁止された[1]ことが惜しまれる。もっとも、「統率者以外のクリーチャーを対象にできない」ということもあってか、ナドゥを採用した競技志向のデッキにおいてもこのカードが採用されるケースはほぼなかったのだが。
- 類似カードについては進化の中心、ノヴィジェン/Novijen, Heart of Progressのページを参照。
ルール
- クリーチャーでもプレインズウォーカーでもない統率者(信心を満たしていないテーロス・ブロックの神など)にはどちらのカウンターも置かれない。逆に、クリーチャーでもプレインズウォーカーでもある統率者(クリーチャー化した歴戦の戦士、ギデオン/Gideon, Battle-Forgedなど)には両方のカウンターが置かれる。