ラノワールの異形/Abomination of Llanowar

提供:MTG Wiki

2024年9月23日 (月) 03:31時点におけるUssu (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Abomination of Llanowar / ラノワールの異形 (1)(黒)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ホラー(Horror)

警戒、威迫(このクリーチャーは2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。)
ラノワールの異形のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールしているエルフ(Elf)の総数にあなたの墓地にあるエルフ・カードの総数を足した値に等しい。

*/*

警戒威迫を持ち、戦場墓地にある自分エルフの総数がP/Tになる伝説のエルフホラー

頓着無き者/Heedless One多色伝説版リメイクという事になるが、1マナ軽くなった分回避能力トランプルでないのは決定力不足と言える。数の展開力がウリのエルフデッキでは一体での突破力があまり求められないのも難ではある。しかしこれは並の参照クリーチャーらとは違って、P/T源となっている戦場のエルフ達が死亡してもエルフ・カードとして墓地に落ちる事でタフネス値が維持されて耐える事が出来るので、特にタイプ的デッキの天敵たる全体除去への耐性を持つのが特筆点。流石にエルフ・トークンを倒された分のサイズは失われてしまうので可能な限りクリーチャー・カードのエルフ多めで戦場を形成して備えておきたい。

統率者レジェンズリミテッド環境は盤面の膠着で長引きやすい分、膨大な統率者ダメージが見込めるこれは黒緑エルフアーキタイプの有望フィニッシャー。是非とも威迫以上の回避能力を別途付与して一気に膠着を突破させたい。再演を持つエルフでエルフ数が水増せるのも嬉しい所だが、再演が墓地から追放された分、ターン終了時にサイズが当初より1つ縮む点には注意。

関連カード

サイクル

統率者レジェンズアンコモンの2伝説のクリーチャーサイクル。それぞれリミテッドの2色のアーキタイプに対応している。

ストーリー

ラノワールの異形/Abomination of Llanowarは、ドミナリア/Dominariaラノワール/Llanowarに住まう恐ろしい怪物。多数のエルフ/Elfが一体化した異形の姿をしている(イラスト)。

ラノワールの森の奥深くに、屍術/Necromancyの魔法から成る暗くよじれた沼があった。何世紀も澱み続けながら、その沼は邪悪なエネルギーのブラックホールのように内側へと成長していった。やがてそれはラノワールの斥候部隊に発見された。好奇心に駆られた新入りが暗いもつれに触れると、それは内側へと爆発し、エルフたちを吸い込み、融合させて一体のアンデッドの怪物へと変えた。最初の部隊を捜索するために第二の斥候部隊が送られたが、彼らはそれが眼前に迫るまで見つけたものの正体を理解できなかった。怪物は外見に見合わぬ速度でエルフたちに突進し、彼らを生きたまま、その体を成す恐ろしい集合体へと取り込んだ。

一人のエルフが逃げ延び、そして森のその区域は立ち入り禁止が宣告された。長きにわたりその怪物の目撃情報は報告されていないが、「ラノワールの異形」の話は今でもエルフたちの間で人気のある、キャンプファイアを囲んで語る物語だ。

登場作品・登場記事

参考

QR Code.gif