注釈文
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注釈文/Reminder Textは、文章欄においてキーワード能力や直感的に理解しがたいカードの説明のため、()の中に斜体で(日本語版では小さな文字で)書かれた文。
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 狂戦士(Berserker)
速攻(このクリーチャーは、あなたのコントロール下で戦場に出てすぐに攻撃したり(T)したりできる。)
1/1インスタント
ターンを終了する。(スタックから、このカードを含むすべての呪文と能力を追放する。ターンを進めているプレイヤーは自分の手札のカードを、自分の手札の枚数の最大値になるまで捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)
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[編集] ゲーム上での機能
注釈文はあくまでも補足のために書かれているものに過ぎず、ゲームのルールには一切影響しない。キーワード能力が初登場したときや、基本セットなどの初心者向け商品などには、ルールの説明の必要性があるためよく書かれているが、それ以外(特に高レアリティや特殊なバリエーションのカード)ではしばしば省かれる。だからと言ってそれぞれに差異が生じるわけではない。
注釈文とは、あなたがすでに知っているルールをわざわざ解説するカッコつきの斜体文である。(出典:Duhの注釈文)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) インプ(Imp)
((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
飛行
絆魂(このクリーチャーがダメージを与える場合、さらにあなたは同じ点数のライフを得る。)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
(1)(赤)(赤):猛火(blaze)カウンターが置かれていない土地1つを対象とし、その上に猛火カウンターを1個置く。その土地の上に猛火カウンターが置かれ続けているかぎり、それは「あなたのアップキープの開始時に、この土地はあなたに1点のダメージを与える。」を持つ。(この土地は、黒曜石の火心が戦場を離れた後も燃え続ける。)
4/4アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)
召集(あなたのクリーチャーが、この呪文を唱える助けとなる。この呪文を唱えるに際しあなたがタップしたクリーチャー1体で、(1)かそのクリーチャーの色のマナ1点を支払う。)
4/4注釈文の多くはルール・テキストの直後に書かれているが、ファイレクシア・マナに関する注釈のように独立した行に書かれることも。
またルール上厳密ではないが直感的であったり(マッドネスなど)、フレイバーを重視したユニークな表現を用いたりする注釈文を持つカード(黒曜石の火心/Obsidian Fireheartや、基本セット2015以降の召集など)もある。
- Duhなど、アン・ゲームでは注釈文の有無を参照するカードが存在する。「なんでもあり」のアン・ゲーム世界だからこその例外中の例外である。
- アングルード2では注釈文を使ったお遊びも企画されていた(→Gangrene Pepper)。
[編集] ルール
- 第2面がクリーチャーである変身する両面カードには、第1面の文章欄右下に第2面のP/Tが灰色の文字で印刷されている(カード画像)。これは注釈文として扱われる(CR:712.2c)。
- モードを持つ両面カードの両方の面の左下隅には、もう一方の面に関する情報を含むヒントバーが描かれている(カード画像)。これは注釈文として扱われる(CR:712.3f)。
- 注釈文を文章変更効果で書きかえることも可能であるが、それは注釈文が正しくなくなるだけで何の意味ももたない。
- 英語版以外の印刷されたカードの文章では、括弧つきの文章すべてが注釈文というわけではない。注釈文であるかどうかはオラクルを参照すること。
- 統率者戦などにおける固有色にも影響しない。
[編集] その他
- 第8版から第10版の基本セットでは全てのキーワード能力に注釈文が付いていた(第10版のプレミアム・カード除く)。
- 基本セット2011現在、オラクルで最も長い注釈文を持つキーワード能力は他の〜とのバンドだろう。
- 最も多く印刷されている注釈文は、コントロール奪取や能力付与などに使われる「それはターン終了時に終わらない」だろう。