ティラナックス・レックス/Tyrranax Rex
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Tyrranax Rex / ティラナックス・レックス (4)(緑)(緑)(緑)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 恐竜(Dinosaur)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 恐竜(Dinosaur)
この呪文は打ち消されない。
トランプル、護法(4)、速攻
毒性4(このクリーチャーから戦闘ダメージを受けたプレイヤーは追加で毒(poison)カウンター4個を得る。)
トリプルシンボルの7マナという重さに相応しく、巨大なサイズと多数のキーワード能力を備えるファイレクシアン・恐竜。
過去のカードで言うと殺戮の暴君/Carnage Tyrantに近いフィニッシャーであり、呪禁が護法になったことで除去耐性はやや落ちたがP/Tが向上し、毒性と速攻も得た。トランプルと毒性の相性が抜群に良く、数回攻撃できればライフか毒カウンターのどちらかで決着がつくだろう。環境に跋扈する軽い打ち消しに強く、コントロールデッキに対して抜群の制圧力を誇る。一方で相応の重さから護法の4マナというのも払えなくは無い程度であり、登場時のスタンダードには優秀な除去が多数存在、護法を貫通する布告系列の除去も一定数が構築の基準を満たしている点も気がかり。
それでもスペックは十分高く、殺戮の暴君に比べるとコストも増え、色拘束も厳しくなったが優秀な多色土地も豊富な環境柄、多色デッキで普通に唱えることも現実的。緑お得意のマナ加速を組み合わせたり、リアニメイトを始めとする踏み倒しとも相性は良好。可能ならば他に毒カウンターを用いるデッキであれば、唐突に即死圏内に入れることが可能でエンドカードとしてより信頼できるようになる。
リミテッドでは単純にその高い戦闘性能だけでもピックに値する。多色土地を採用するのが難しくなるのでせいぜい2色ぐらいに収めておかないと事故の危険も大きいが、いざ戦場に出れば圧倒的な戦力として活躍できる。
- 毒性4はクリーチャーが持つ素の毒性の値としてはファイレクシア:完全なる統一で登場した捕食の聖騎士/Paladin of Predationの毒性6に次ぐ大きさ。
- 名前の由来は俗に言う「ティラノサウルス」の正式名称「ティラノサウルス・レックス」とティラナックス/Tyrranaxを組み合わせたものだろう。rexはラテン語で王を示すので、ティラナックスの王という意味になる。