鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker

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2022年3月1日 (火) 01:23時点におけるAtom (トーク | 投稿記録)による版
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Fable of the Mirror-Breaker / 鏡割りの寓話 (2)(赤)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。)
I ― 「このクリーチャーが攻撃するたび、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。」を持つ赤の2/2のゴブリン(Goblin)・シャーマン(Shaman)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
II ― あなたは最大2枚のカードを捨ててもよい。そうしたなら、その枚数に等しい枚数のカードを引く。
III ― この英雄譚を追放する。その後、これを変身させた状態であなたのコントロール下で戦場に戻す。

Reflection of Kiki-Jiki / キキジキの鏡像
〔赤〕 クリーチャー エンチャント — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)

(1),(T):あなたがコントロールしていてこれでも伝説でもないクリーチャー1体を対象とする。速攻を持つことを除きそれのコピーであるトークン1体を生成する。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。

2/2

エンチャントからクリーチャー・エンチャント変身する両面カード第1面鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerの逸話を描いた英雄譚第2面はキキジキの似姿であるゴブリンシャーマン

I-
攻撃するたびに宝物トークン生成する誘発型能力を持つクリーチャートークンを生成する。
宝物トークンの有用性は言わずもがなである。第2面の能力コピーしたい高コスト帯クリーチャーを唱える助けにもなるだろう。
状況次第では、宝物トークンを生成させるためにチャンプアタックさせてしまってもよいだろう。1つでも宝物トークンを生成できればとりあえず仕事はしたと言える。
クリーチャートークンは鏡割りのキキジキと同じクリーチャー・タイプで、パワータフネスも同じ。どういったフレーバーを表しているのであろうか。
II-
かき回し
捨てる枚数も任意に選べるため優秀。
第2面の能力でコピーする先のクリーチャーを探しに行くことが主な用途になるだろうか。
III-
鏡割りのキキジキの似姿であるクリーチャー・エンチャントへと変身する。
キキジキと比較して、速攻を持たず、さらにコピー能力の起動には1マナを要求するようになってしまった。キキジキが様々なコンボパーツと組んで幾多の無限コンボを生み出してきたことを踏まえての対策であることが伺える。
このため、専らコンボ要因として活躍したキキジキとは違い、単純に強力な性能を持つクリーチャーや、ETB能力や死亡誘発能力を持つクリーチャーをコピーする用途が主になるだろうか。
登場時のスタンダードでは、ケルピーの道案内/Kelpie Guideをコピーすることで、マナが続く限りケルピーの道案内のコピーを生成するループが可能。このループを対戦相手終了フェイズに行えば次の自分のターンに大量のコピーで攻撃できる。

リミテッドにおけるこのカードは神河:輝ける世界内でも最強クラスのボムレア。Iのクリーチャー展開、IIのルーターの時点で十分すぎるほど優秀だが、第2面の起動型能力が非常に強力。コピートークンは攻撃させるだけでなくブロッカーとして立てることもでき、ETB能力の再利用も可能。極端な劣勢でこれの他の手札は土地ばかり、というような状況でもなければ単体で巻き返し可能。これ一枚のためにを変える価値は十分にある。

構築では、前述の通り無限コンボこそ困難なものの、ファッティやETB能力持ちをコピーするなど、様々な運用が考えられる。使用者のセンスが問われる一枚であろう。

参考

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