迫撃鞘/Mortarpod
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Mortarpod / 迫撃鞘 (2)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
生体武器(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、黒の0/0のファイレクシアン(Phyrexian)・細菌(Germ)クリーチャー・トークンを1体生成し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+0/+1の修整を受けるとともに「このクリーチャーを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
装備(2)
修整値は生体武器としての最低限だが、装備クリーチャーに自身を1点火力に変換できる起動型能力を持たせる装備品。
イラストを見ての通り、装備品というよりは砲台に近いカード。与えるダメージはわずか1点であるが、タフネス1のクリーチャーは意外に多く、細菌トークンによって1回分の起動も保障されているのも重要。
リミテッドではチャンプブロック要員に装備させ、ブロックした後に対戦相手にダメージを飛ばしたり、タフネスの低いシステムクリーチャーを撃ち落としたりと活躍の機会は広い。ゲーム終盤には次々とつけ替えて僅かに残ったライフをもぎとることも狙える。
スタンダードやエクステンデッドでも石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticからサーチできる除去として、様々なデッキに1枚挿しされていた。戦隊の鷹/Squadron Hawkやこちらの鷹を封殺する狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage、各種ウィニーやマナ・クリーチャーなどが主な標的。
かつてのレガシーでは闇の腹心/Dark Confidantを単独で除去できるため、梅澤の十手/Umezawa's Jitteより優先されることもあったが、環境の変化により現在はほとんど姿を見かけなくなった。
- ダメージを与える起動型能力を持つのは、迫撃鞘ではなく装備したクリーチャーである。ダメージの発生源も同様。
- たまに「追撃(ついげき)」と読み違えられているが、正しくは「迫撃(はくげき)」である。
- 基本セット2020では非常に近い性質を持った供犠の仮面/Mask of Immolationが登場した。
参考
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ファイレクシア陣営 - アンコモン
- カード個別評価:モダンマスターズ2015 - アンコモン