ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary
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Viridian Emissary / ヴィリジアンの密使 (1)(緑)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルフ(Elf) スカウト(Scout)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルフ(Elf) スカウト(Scout)
ヴィリジアンの密使が死亡したとき、あなたは「あなたのライブラリーから基本土地カード1枚を探し、それをタップ状態で戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
2/1PIG能力で不屈の自然/Rampant Growthの効果を発揮するクリーチャー。
マナ加速をメインに考えた場合、任意で行えないため土地が欲しいときに供給できないケースがある。土地サーチ要員ではあるが、ある程度以上はクリーチャーとして働く前提で採用したい。
2マナ2/1とそれなりのマナレシオがありつつ、相討ちになったり除去を撃たれたりしてもアドバンテージを失わない点が強み。プチ真面目な身代わり/Solemn Simulacrumと考えると役割が分かりやすいだろう。コントロール要素が強いデッキでは、序盤をしのぐ防御戦力とマナ加速を兼ねられて便利。
実際、出産の殻やターボランド系赤緑コントロールでは、出産の殻/Birthing Podや緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithと相性がいいこともあり、よく採用される。コントロール・デッキ同士での対戦の際には、2ターン目からクロックを刻むアタッカーとして働くこともでき、なかなかいやらしい。
除去に対する囮としても悪くなく、メタ次第ではビートダウン・デッキでも採用する価値はあるだろう。ただし除去されて損はしないとは言っても、あくまで土地に変わるだけなので、マナを切り詰めたウィニー型のデッキではデッキ圧縮程度の意味しかない。ある程度重いカードを使用する構成にするといい。
- 往年の桜族の長老/Sakura-Tribe Elderにも役割が近い。相討ちしつつサーチする様子は当て逃げができたころの桜族の長老さながらである。
- 登場時のスタンダードでは同じ2マナで土地をサーチする森のレインジャー/Sylvan Rangerがいる。ETB能力での確実性を取るか、直接戦場に出す加速性とパワーの高さをとるかで使い分けたい。
- 2021年6月のオラクル変更でクリーチャー・タイプにファイレクシアンが追加された。
参考
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ファイレクシア陣営 - コモン