強迫/Duress
提供:MTG Wiki
Duress / 強迫 (黒)
ソーサリー
ソーサリー
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
ウルザズ・サーガに登場した手札破壊カードの代表格。第7版に再録されるも、第8版以降は収録されていない。
様々な環境において、手札破壊の定番として活躍した。黒1マナのみでプレイできるため、1ターン目から相手の手札を確認することも可能。エンチャントやアーティファクトといった、黒にとってパーマネントとなっては対処できないカードをピンポイントで墓地送りに出来ることが最大の魅力。また大半の妨害用カードを落とせるので、フィニッシャーのプレイやコンボの始動時などにも力を発揮する。
エターナル環境には、1マナの手札破壊に他に陰謀団式療法/Cabal Therapyや思考囲い/Thoughtseizeがあるため、デッキの構成とメタによって使い分けられる事となる。当然、併用される事も多い。
- 暗黒の儀式/Dark Ritualから、Hymn to Tourachと連続して撃たれる流れは悪夢そのもの。
- 先にHymn to Tourachを使うと、強迫では何も落とせない確率が増す。このことから、使う順番は強迫→Hymn to Tourachがよい場合が多い。
- 第7版で再録された当時は、同様に非常に強力な手札破壊の陰謀団式療法/Cabal Therapyと抜群の相性を誇り、これらを4枚ずつ投入したデッキは「8デュレス」などと呼ばれた。その後、ローウィンで思考囲い/Thoughtseizeが登場し、「12デュレス」が可能となっている(多くの場合この3種類が同時に併用される事は少ないが)。
- 緑単やゴブリン相手だと、手札がクリーチャーと土地だけということが多く、ちょっと鬱になる。
- 十二足獣/Dodecapodや日を浴びるルートワラ/Basking Rootwallaが落ちてこない点はありがたい。しかし手札を覗いたときに見かけると動くに動けなくなったりすることも。
- 同じ手札破壊カードに脅迫状/Blackmailがあるが、こちらは「強迫」でなく「脅迫」。意味もそこまで離れてはいないが、「脅迫」はおどすこと、「強迫」は無理強いすることである。混同しないように注意したい。
関連カード
- 村八分/Ostracize(クリーチャー)
- 侵食/Encroach(基本でない土地)
- 砕かれた夢/Shattered Dreams(アーティファクト)
- 精神の槍/Psychic Spear(秘儀かスピリット)
- 思考囲い/Thoughtseize(2ライフ失うかわりに土地でないカード)