オークヘイムの敵対者/Oakhame Adversary
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クリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
対戦相手が緑のパーマネントをコントロールしているなら、この呪文を唱えるためのコストは(2)少なくなる。
接死
オークヘイムの敵対者がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引く。
緑の同色対策カード。接死とドローのサボタージュ能力を持つエルフ・戦士。
色対策カードなだけあって、さすがに2マナとして考えれば高水準。接死とサボタージュ能力というわかりやすいシナジーを持った組み合わせであり、犠牲を払うかドローを許すかの2択を迫る。接死の性質上、4マナで出しても相応の仕事はでき、リミテッドならメインデッキでも実用に堪えるだろう。二段攻撃とトランプルを与えるエンバレスの宝剣/Embercleaveとの相性は抜群で、3体までのブロッカーを一方的に破壊するだけでなく、無視されれば6点のダメージに加えて2枚ドローという大きなアドバンテージを生む動きには十分な強みを望める。一方で、タフネス3という数値では小型同士でも1:1交換止まりになることは多いし、能力を有効活用する状況が整っていない限りは良くも悪くもクリーチャー1体の域を出にくく、色対策カードとしては影響力に欠けるのが難点。
登場時のスタンダードは史上稀に見る緑環境で、1ターン目に金のガチョウ/Gilded Gooseやエッジウォールの亭主/Edgewall Innkeeperから入る動きもよく見られるというこれ以上ない条件が揃っていたのだが、王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsと世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldによって量産される3/3をくぐることはできずサイドボードですら採用されることは稀だった。基本セット2021以降、緑単ストンピィが台頭していった結果として、緑単ストンピィ自身やグルール・アドベンチャーのサイドボードに採用されるようになった。
統率者戦のような無差別戦の多人数戦でも有用。2マナで唱えられる可能性が上がるばかりか、守備が手薄なプレイヤーを狙うことで攻撃を通せる公算も高い。
- 類似カードにオーランのバイパー/Ohran Viperがいる。そちらはダブルシンボルの1/3と控えめだが状況によらず3マナで唱えられる。
関連カード
サイクル
エルドレインの王権の、自身と同じ色に対する色対策カードのサイクル。稀少度はアンコモン。
- 赦免のアルコン/Archon of Absolution
- 神秘の論争/Mystical Dispute
- 死霊の金切り声/Specter's Shriek
- レッドキャップの乱闘/Redcap Melee
- オークヘイムの敵対者/Oakhame Adversary