約束の刻/Hour of Promise
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ソーサリー
あなたのライブラリーから土地カードを最大2枚探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。その後、あなたが砂漠(Desert)を3つ以上コントロールしているなら、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
緑の刻は、土地サーチ&条件付きトークン生成。爆発的植生/Explosive Vegetationと似た性能だが、1マナ重くなった分、基本でない土地もサーチできるようになり、条件を満たせば熊サイズのトークン2体を得られる。
このマナ・コストで基本でない土地を2枚も直接戦場に出せるカードは他に例がなく、ポテンシャルは高い。特に見捨てられた神々の神殿/Shrine of the Forsaken Godsとの相性は特筆に値し、次のターンには10マナの絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerに手が届く。また、フィニッシャーを出すまでに時間がかかるランプ系デッキでは、トークンもチャンプブロック要員として有用。これを唱えるまでに砂漠を1枚確保できていれば良いため、適切な構成ならば容易に達成できる。
リミテッドでの評価はカードプールの砂漠の枚数次第といったところ。安定して条件を満たせるならかなり強力といえる。デッキに採用できる砂漠が2枚以下なら他のマナ加速手段を優先したいが、イフニルの死界/Ifnir Deadlandsのような強力な砂漠をサーチできるという利点はある。
スタンダードではエルドラージ・ランプで採用される。また、モダンのタイタン・シフトでもしばしば採用される。
- 砂漠をサーチできるシェフェトのオオトカゲ/Shefet Monitorもいるが、この時期のランプデッキは砂の下から/Beneath the Sandsや自然の繋がり/Natural Connectionで4マナを飛ばすため今ひとつ噛み合わない。
関連カード
サイクル
破滅の刻の「刻/Hour」サイクル。いずれもレアで、注目のストーリーカードである。
- 啓示の刻/Hour of Revelation
- 永遠の刻/Hour of Eternity
- 栄光の刻/Hour of Glory
- 破滅の刻/Hour of Devastation
- 約束の刻/Hour of Promise
カード名とストーリー上の順番は刻の書/The Accounting of Hoursに記された4つの刻/Hourに対応しており、それらの後に「破滅の刻/Hour of Devastation」が来る構成になっている。
ストーリー
「約束の刻/The Hour of Promise」は預言に伝わる第三の刻/Hourで、もはや必要のなくなった魔法の障壁ヘクマ/The Hekmaが取り壊され、ルクサ川/The Luxa Riverの水は荒野に流れて、世界が輝かしい楽園へ変わるとされている。
蠍の神/The Scorpion Godが神々を殺し続ける中、蝗の神/The Locust Godがナクタムン/Naktamunに到着し、「約束の刻」が始まった。その手から放たれる無数の蝗がヘクマを喰らい尽くして雪崩れ込み、防御の要を失った都市は砂漠に飲まれ、凶暴なミイラや怪物の侵入を許すがままとなった(イラスト)[1]。
ヘクマが破れ保護が失われると、砂漠が襲来した。
脚注
- ↑ The Hour of Promise/約束の刻(Magic Story 2017年6月28日 Alison Luhrs著)
- ↑ Devastation Information, Part 2/『破滅』の情報 その2(Making Magic 2017年7月10日 Mark Rosewater著)
参考
- The Promised Hour(Card Preview 2017年6月27日 Chas Andres著)
- 土地サーチカード
- カード個別評価:破滅の刻 - レア