風を裂くもの/Windreaver

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2008年4月13日 (日) 07:44時点における221.121.241.98 (トーク) - whois による版
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アゾリウスの高性能多芸クリーチャー。帰ってきた変異種/Morphlingとでも言うべきだろうか。

初期P/Tが少し頼りないが、タフネスのみのパンプアップ能力と、パワーとタフネスを入れ替え能力を併せ持っているため、その点においては問題ない。最初から飛んでいる事もあって、コントロールデッキフィニッシャーとしては十分な実力を持っていると言える。

化膿/Putrefy屈辱/Mortifyなど、ラヴニカ・ブロックには強力な除去が多く、それらに耐性を持つこのカードはかなりの期待を集めていた。

しかし、同時期の神河ブロックには曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorという化け物がいたため、当時のスタンダード環境での青系コントロールデッキのフィニッシャーの座を得る事はできなかった。また、神河ブロックが落ちた後も、時のらせん刹那持ちの突然の死/Sudden Death突然のショック/Sudden Shockが登場するなどの逆風に見舞われてしまう。 結局大きな結果を残すことなくスタンダードを退場。時代に恵まれない不遇なカードである。

もちろん手札に戻って再び出てくるには当然ながら大量のマナがかかるため、隙が出来やすく、不便な事も多い。 大量のマナさえ確保出来ればパワーも6以上になるなど、変異種に勝る働きも十分できる。

参考

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