熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent
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伝説のクリーチャー — 神(God)
破壊不能、速攻
あなたの手札のカードが1枚以下でないかぎり、熱烈の神ハゾレトでは攻撃したりブロックしたりできない。
(2)(赤),カード1枚を捨てる:熱烈の神ハゾレトは各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
アモンケットの神々が一柱。赤の神は速攻付き。戦闘参加条件は、準暴勇的な手札の消費(「ちょい勇/Heckbent」[1])。手札1枚を各対戦相手への本体火力に変換する起動型能力も持つ。
手札は元々消費しやすいリソースである上、とくに赤は火力などによる短期的・瞬発的な消費も得意な為、少し意識してデッキを構成すれば条件を満たすのは非常に容易。なおかつこれは能力によって余剰なカードを引いた端から処理する事が可能なため、ひとたび臨戦状態になれば維持のしやすさは神の中でも随一。サイクルの中では一段低いマナレシオだが、条件達成のしやすさと噛み合った速攻によってすぐさま殴り掛かれ、奇襲性を備える事も加味すれば決して見劣りするものではない。ただし、タフネスが低いために闇の掌握/Grasp of Darknessが効くなど、他の神より幾分対処手段が多いのは気に留めておきたい。
能力も含めて非常にアグレッシブな性質である事から、構築では手札消費の激しいスライを始めとしたビートダウンにおいて、マナカーブの頂点として導入するのが理に適う。スタンダードでは白赤人間などで採用されるほか、(首絞め/Noose Constrictorによる共鳴者ギミックを搭載した)赤緑ビートダウンにおいてもフィニッシャーの一角を務める。
リミテッドではクリーチャーを主体とした消耗戦になりやすいため比較的動きやすく、後半余った土地などを2点火力に変換できるところから非常に強力。
関連カード
サイクル
アモンケットの単色神サイクル。いずれも神話レアの伝説のクリーチャー。破壊不能と色に対応したキーワード能力を持ち、条件を満たしていない場合は攻撃もブロックもできない。
- 信義の神オケチラ/Oketra the True
- 周到の神ケフネト/Kefnet the Mindful
- 栄光の神バントゥ/Bontu the Glorified
- 熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent
- 不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable
ストーリー
ハゾレト/Hazoretはアモンケット/Amonkhetの神が一柱。ジャッカルの頭を持つ激情の女神。彼女は副陽/Second Sunと王神/God-Pharaohの息と同じ魔法を用いる自分を王神の娘と信じており、また4つの試練を達成してきた修練者達を自分の息子とみなしている。彼女は最後の試練の前に栄光ある修練者達を祝福し、そして栄誉の死を与える。
詳細はハゾレト/Hazoretを参照。
参考
- ↑ 『アモンケット』語り その2(Making Magic 2017年5月1日)