睡蓮の花/Lotus Bloom
提供:MTG Wiki
Lotus Bloom / 睡蓮の花
アーティファクト
アーティファクト
待機3 ― (0)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(0)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが3個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
(T),睡蓮の花を生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。
待機持ちになって帰ってきたBlack Lotus。
0マナの元手で3マナを生み出すという驚異のマナ能力は本家Black Lotus同様。しかしマナ・コストが無いので、待機で3ターン待って唱える必要がある点でバランスが取られており、ゲーム開始早々にチャネルボールを繰り出したり、オーリオックの廃品回収者/Auriok Salvagersで回収してお手軽に無限マナを生むことはできなくなった。
ビートダウン・デッキのように速度を重視するデッキでは採用しづらくなったが、コントロールやコンボデッキのように待ち時間を許容できるデッキならば強力。0マナで唱えられるマナ加速呪文であるためストームと相性がよく、タイムシフトで復活したドラゴンの嵐/Dragonstormと組み合わせてドラゴンストームを生み出すのに一役買った。
また、まともに唱える以外の方法、例えばライブラリーや墓地から直接戦場に出したり、代替コストを与えたりするギミックを用いれば、本家同様の驚愕のマナ加速能力を見せる。テゼレッター、サニー・サイド・アップやトイソルジャー、続唱コントロールなどが有名。
- これに関するルールは「マナ・コストの無いカード」の項も参照。
- 時のらせんのプレリリース・カード。画像は下記参照。
- 「Lotus」を「水蓮」ではなく「睡蓮」と訳してあり、テンプレートからはずれている。これは既に水蓮の花/Lotus Blossomが存在していたため。とはいえ、名前が同音になってしまっており少々紛らわしい。異なる部分は「Bloom」と「Blossom」の部分なので、そこを訳し分けるべきだったのでは、という意見もある。 「花盛りの水蓮」 あたりが妥当だろうか。
- なお、本来スイレンの漢字表記は「睡蓮」の方が正式である。
- 後に出た水蓮のコブラ/Lotus Cobraは従来通り「水蓮」なので、「睡蓮」としたのはこのカードのみの特例のようである。
- ただし、「Lotus」シリーズのイラストを見る限りでは、「睡蓮(スイレン)」というより「蓮(ハス)」である。アメリカではlotusは主に「蓮」を指し、「睡蓮」にはwater lilyを使うことが多いため、本来「Lotus」は「蓮」を指しているのかもしれない。
関連カード
サイクル
参考
- A Special Time Spiral Preview(WotC, Magic Arcana)
- Time Spiral Prerelease Card(WotC, Magic Arcana)
- カード個別評価:時のらせん - レア