公開する
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公開する/Revealとは指定されたものを公開情報にすることである。公開されたものは、公開されている限りすべてのプレイヤー(公開したプレイヤーやその対戦相手に限らない)がその内容を確認することができる。
Zur's Weirding / ズアーの運命支配 (3)(青)
エンチャント
エンチャント
プレイヤーは自分の手札を公開した状態でプレイする。
プレイヤー1人がカードを1枚引く場合、代わりにそのプレイヤーはそれを公開する。その後、他のプレイヤーは2点のライフを支払ってもよい。いずれか1人のプレイヤーがそうした場合、そのカードをオーナーの墓地に置く。そうでない場合、そのプレイヤーはそのカードを引く。
基本的に非公開情報に対して行われる行動であるが、既に公開情報であるものを公開するものとして指定することも適正な行動である。
- 例:テレパシー/Telepathyで既に手札を公開している状態であっても、手札にあるカードを予見能力のコストとして公開することができる。
カードが公開されても、そのカードは領域を移動しない。元の領域の元の場所にあるまま公開される。
- 例:忍術や連繋で手札から公開したカードは、特に指示がない限り手札にある。忍術能力や連繋先の呪文が打ち消されても、それらは手札から移動しない。
- 例:嘘か真か/Fact or Fictionで墓地に置かれたカードは「ライブラリーから墓地に置かれたカード」であるので、これによりガイアの祝福/Gaea's Blessingが墓地に置かれれば能力は誘発する。
- 例:変身/Polymorphには最後に「この方法で公開された他のすべてのカードを自分のライブラリーに加えて切り直す。」と書かれてあるが、似たようなカードである呪文変容/Spellshiftには「自分のライブラリーを切り直す。」としか書かれていない。しかし公開されているカードは元々ライブラリーにあるカードなので表記による違いは全くない。変身の方の記述が(ルールから言えば)冗長なだけである。
「公開する」と書かれていない場合、それは(もともと非公開情報ならば)非公開情報のままである。一部のプレイヤーにそれを見ることや探すことが許可されていたとしても、それ以外のプレイヤーはそれを見ることは出来ない。
- 例:頭蓋の摘出/Cranial Extractionでライブラリーや手札を見ることができるのは、カードを探すプレイヤー(頭蓋の摘出のコントローラー)のみである。それ以外のプレイヤーは見ることができない。ただし、自分の手札はルールにより見ることが許可されているので、そのとき対象プレイヤーが自分の手札を見ることに問題は無い。
- 公開することを忘れることを、公開忘れと言う。詳しくは該当ページ参照。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 701 キーワード処理
- 701.16 公開する/Reveal
- 701.16a カードを公開するとは、そのカードをしばらくの間すべてのプレイヤーに見せるということである。効果によってカードが公開される場合、その効果のそのカードに関係する部分がすべて終わるまで公開され続ける。呪文を唱えるコストや能力を起動するコストとしてカードが公開される場合、そのカードはその呪文や能力が宣言されてからスタックを離れるまでの間公開され続ける。カードを公開することによって誘発型能力が誘発する場合、その誘発型能力がスタックを離れるまでそのカードは公開されたままになる。その能力が次にプレイヤーが優先権を得る時にスタックに置かれない場合、そのカードの公開は終わる。
- 701.16b カードを公開することは、そのカードの存在する領域を変更しない。
- 701.16c プレイヤーのライブラリーにあるカードが切り直されるなどして順番が変わった場合、順番が変わった部分にあった公開されたカードの公開は終わり、新しいオブジェクト になる。
- 701.16d プレイヤーに、1枚または複数のカードを見るように指示する効果が存在する。カードを見ることは、そのカードがその特定のプレイヤーにだけ見せられることを除いて、カードを公開することに関するルールに従う。
- 701.16 公開する/Reveal
- 701 キーワード処理