黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane

提供:MTG Wiki

2010年9月3日 (金) 15:11時点における133.34.17.101 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Ajani Goldmane / 黄金のたてがみのアジャニ (2)(白)(白)
伝説のプレインズウォーカー — アジャニ(Ajani)

[+1]:あなたは2点のライフを得る。
[-1]:あなたがコントロールする各クリーチャーの上に+1/+1カウンターを1個置く。それらのクリーチャーは、ターン終了時まで警戒を得る。
[-6]:白のアバター(Avatar)・クリーチャー・トークンを1体生成する。それは「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたのライフの総量に等しい。」を持つ。

4

ローウィンで登場したプレインズウォーカー能力は、回復全体強化フィニッシャー生成。

1番目の能力はライフ回復。除去がしっかりしたデッキで使えば、単なる回復目的でもかなりの力を発揮する。それは対戦相手がこれを攻撃してくれるのならば、実質的にこれ自身の忠誠度分のライフも得したことになるためである。1回ライフを得ただけでも2点回復+忠誠度5点で実質ライフ7点相当。2回以上ライフを回復できれば、往年のジェラードの知恵/Gerrard's Wisdomにも匹敵する回復量を誇る。

2番目の能力は全体強化。このカードの肝とも言える、極めて強力な能力である。数体クリーチャーコントロールしている状態であれば、戦線を強化しながら殴りにいけるので、数ターンの間にゲームが終わるだろう。さらにクリーチャーに警戒もつくため、対戦相手のクリーチャーによる返しの攻撃を防ぎやすい。聖なるメサ/Sacred Mesaなどのトークンを並べるカードと相性が良い。また+1/+1カウンター-1/-1カウンターは相殺するので、頑強を持つ台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks黄昏の番人/Twilight Shepherdなどを何度でも復活させられるようになる。リミテッドでは、即座にこれを除去されない限りゲームをほぼ決定づける力を持つ。

3番目の能力はセラのアバター/Serra Avatarトークンにしたようなものを生成する。P/Tが自身のライフに依存するので、ピンチの時に頼りにならないのが欠点。しかし、コントロールデッキなら、1番目の能力でライフ・アドバンテージを稼ぎ、充分にライフ忠誠度が溜まったところで、3番目の能力を起動できればフィニッシャーになるので、相性はぴったりである。

構築でデッキに投入する場合、まず考えられるのはウィニーでの戦線のサポート。1番目と3番目の能力がデッキと噛み合わないものの、ミラーマッチなどでは強力である。また、全体火力にも耐性をつけられるのも重要。キスキン白黒トークンで採用されることが多い。

  • 栄光の頌歌/Glorious Anthemなどの常在型全体強化と併用されることも多いが、特性は割と違う。常在型全体強化は後続のクリーチャーも強化してくれるので序盤に出しても問題ないが、栄光の頌歌を除去されるだけで無効化されてしまう。一方、アジャニの2番目の能力は後続のクリーチャーには影響が無いので、クリーチャーが並ぶ後半ほどパワーを発揮する。また、一度能力を起動してしまえば、アジャニ自身が除去されても強化が続くのもポイント。

関連カード

サイクル

ローウィンプレインズウォーカーサイクル忠誠度が「プラス」、「小マイナス」、「大マイナス」になる3つの忠誠度能力を持つ。いずれも基本セット2010基本セット2011神話レアとして再録された。

ストーリー

詳細はアジャニ/Ajaniを参照。

参考

QR Code.gif