アルケヴィオスへの侵攻/Invasion of Arcavios
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バトル — 包囲戦(Siege)
(包囲戦(Siege)1つが戦場に出るに際し、それを守る対戦相手1人を選ぶ。あなたや他のプレイヤーはそれを攻撃できる。それが倒されたとき、それを追放する。その後、それを変身させた状態で唱える。)
アルケヴィオスへの侵攻が戦場に出たとき、あなたのライブラリーやあなたの墓地やゲームの外部からあなたがオーナーでありインスタントやソーサリーであるカード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。これによりあなたがあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。
Invocation of the Founders / 創始ドラゴンの召致
〔青〕 エンチャント
あなたがあなたの手札からインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、その呪文をコピーしてもよい。そのコピーの新しい対象を選んでもよい。
アルケヴィオス/Arcaviosがテーマのバトルから変身する両面カード。第1面はインスタントやソーサリーをライブラリー、墓地、ゲームの外部からサーチする包囲戦、第2面はインスタントやソーサリーをコピーするエンチャント。
ETBは願いのような効果が目を惹くが、重い分ライブラリーのサーチや墓地回収も可能。倒した後の恩恵と相まってスペルをメインにしたデッキ向けのバトルとなっている。
しかしながら現時点ではバトルを直接焼ける呪文はごくわずかしかなく、スペルをメインにした構築と7という最大級の守備値を抱えたバトルが噛み合わないのが目下の難点。また過去の同型エンチャントでは大群の諜報/Swarm Intelligenceが7マナ、より強力な千年嵐/Thousand-Year Stormが6マナなのを鑑みると、サーチが付いてくるとはいえ5マナ+7ダメージという条件も特筆するものか悩ましいラインとなっている。バトル自体が機械兵団の進軍時点では新設のカード・タイプなのもあり、活躍の機会は今後個別にバトルを対象に取れる火力が増えてくるかによるだろう。
- ゲームの外部から「探す」初のカード。そのために新ルール項CR:701.19jが作られた。
- 第2面の能力についてはコピー、コピー可能な値を参照。
ストーリー
アルケヴィオスのストリクスヘイヴン/Strixhavenはリリアナ・ヴェス/Liliana Vess教授の警告の元に防衛を固めたが、それも空しく多くの教授は新ファイレクシア/New Phyrexiaに捕えられ完成化されてしまった。クイントリウス・カンド/Quintorius Kandを始めとする生徒たちは創始ドラゴンが残した呪文『創始ドラゴンの召致/Invocation of the Founders』を起動してファイレクシア軍を追い出す命を受け、崩壊した大図書棟/The Biblioplexを異形の軍団から身を潜めながら進んでいく(イラスト)。
- March of the Machine | Arcavios: A Radiant Heart/サイドストーリー・アルケヴィオス編 光輝く心臓(Magic Story 2023年3月20日 Evelyn Teng著)