蛇
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蛇/Snakeは、クリーチャー・タイプの1つ。実在するヘビ類や蛇がモチーフの怪物、神河/Kamigawaの獣人「大蛇人(おろちびと)」がこのクリーチャー・タイプに属する。
クリーチャー — 蛇(Snake)
島渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
(緑):リバー・ボアを再生する。
伝説のクリーチャー — 蛇(Snake) モンク(Monk)
あなたがコントロールする他の蛇(Snake)クリーチャーは+2/+2の修整を受ける。
あなたがコントロールする蛇がプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
初出はビジョンズのリバー・ボア/River Boa。神河ブロックでは緑の主要種族として数を増やした。当初ヘビ類はアスプ、コブラ、パイソンなどと細分化されていたが、再録やクリーチャー・タイプ大再編によってそれらは蛇に統合された。
緑に最も多く黒が二番手。青や赤、無色のアーティファクト・クリーチャーにも少数存在する。白の蛇は存在しない。
毒を持っているイメージから、毒カウンターを扱ったり、接死や感染などを持っている事が多い。また泳ぐのが得意な生態から島渡りや沼渡りを持つものも。神河ブロックの蛇は主に戦士とシャーマンに分かれ、戦士は「ダメージを与えたクリーチャーを1ターンアンタップさせない」能力、シャーマンはマナ関連の能力を持っている。またそれらはせし郎の息子、そう介/Sosuke, Son of Seshiroやせし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiroの恩恵を受けるようになっている。
部族カードもいくつか存在し、ロードに清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed、せし郎の息子、そう介/Sosuke, Son of Seshiro、せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro。維持コストとして蛇を生け贄に捧げる囁きの狩人、しさ斗/Shisato, Whispering Hunter。蛇を強化する起動型能力を持つ大蛇の大魔導師、かせ斗/Kaseto, Orochi Archmage。そしてそれら伝説の蛇をサポートする樫族の精鋭/Kashi-Tribe Eliteが存在する。また、鳥・猫・犬・ヤギ・雄牛と兼用で鳥獣保護区/Animal Sanctuaryが、邪魔者・コウモリ・昆虫・蜘蛛と兼用で厄介な害獣、ブレックス/Blex, Vexing Pestが存在する。
蛇・トークンを生成するカードは蛇かご/Snake Basketや終わりなき大群/Endless Swarmなど多数存在し、色は違えどほとんどが1/1である。(→トークン一覧)
伝説の蛇は反転後も含めると神河:輝ける世界統率者デッキ現在13体存在する(「伝説の(Legendary)・蛇(Snake)」でWHISPER検索)。ほとんどが神河/Kamigawaの大蛇人(おろちびと)である。
- 蛇に変化させるカードは蛇変化/Snakeformがある。
- ゴルゴンやナーガなどは蛇の特徴を持つ知的種族であるが、それぞれ独自のクリーチャー・タイプを持つ。
- 「海蛇/Serpent」というクリーチャー・タイプも別に存在する。「Snake」と「Serpent」の違いは、蛇全般を指す一般的な呼び方がSnake、特に大型で有毒な蛇を指す文語的な呼び方がSerpentである。
ストーリー
- 神河/Kamigawa
- 「大蛇人(おろちびと)/Orochi」は神河に住む獣人。神河の発展に伴い姿が大きく変化したが、肌が鱗に覆われており四本の腕を持つ点は共通している。
- 神河ブロックの時代は二本の足を持ち指は三本。頭部には毛髪がある(イラスト)。大蛇の集落/Orochi Colonyに暮らし、樫族/Kashi-Tribeや桜族/Sakura-Tribeなど樹木の名前を冠する幾つかの部族に分かれていた。
- 神河ブロックから神河:輝ける世界までの間に都和市/Towashiの建造が始まり、森林が破壊されると怒り狂った神/Kamiは大蛇人たちを樹海/The Jukai Forestから追い出し、彼らは神と交信する力を失ってしまった。
- 森の神との取引の末、樹海からは依然として追放されたままではあるものの、大蛇人は以前よりも強く神と繋がることを許された。その際に大蛇人の姿は足や毛髪を持たず、指は五本あるという、より神との交信に適した形態に変えられた(イラスト)[1]。
- 多くの大蛇人の名前は「ひらがな+漢字」で構成される(せし郎/Seshiro、しげ樹/Shigekiなど)。蛇のシューシューいう威嚇音を意識してか、サ行が入っていることが多い。
脚注
出典
- ↑ Teachings of the Kirin/神河史譚:麒麟の教え(Feature 2022年1月20日 Emily Teng著)