つける

提供:MTG Wiki

2020年7月18日 (土) 03:45時点における0503 (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

つける/Attachは、キーワード処理の1つ。特定のサブタイプを持つパーマネントを、オブジェクトプレイヤーと関連付けることである。


Leonin Scimitar / レオニンの円月刀 (1)
アーティファクト — 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
装備(1)((1):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)


定義

オーラ装備品城砦をオブジェクトやプレイヤーにつけるとは、それを現在ある場所から動かし、そのオブジェクトやプレイヤーの上に置くことを意味する。

オーラがつけられていることを「エンチャントされている/Enchanted」、装備品がつけられていることを「装備している/Equipped」、城砦がつけられていることを「城砦化されている/fortified」と呼ぶ。

解説

オーラ・エンチャントが戦場に出る際や装備・城砦化、その他カードの効果によって「つける」処理が発生する。

ルール

  • それぞれ、つけることができると定められているもの以外につけることはできない。
    • 基本的に、オーラの場合はエンチャント能力で定められたもの、装備品はクリーチャー、城砦は土地のみにつけられる。これらに含まれていても、それが何らかの効果で「つけられない」状態になることもある。
  • それが既についているオブジェクトに再度「つける」という指示があった場合、何もしない。
  • 戦場に出ているオーラ、装備品、城砦がつけられるとき、そのタイムスタンプは新たにその時点に設定される。
  • パーマネントが「エンチャントされているオブジェクトやプレイヤー」を参照する場合、それがオーラでなくても、そのパーマネントがつけられているオブジェクトやプレイヤーを参照する。装備品以外の「装備しているクリーチャー」や、城砦以外の「城砦化されている土地」も同様。(CR:301.5eCR:301.6CR:303.4k)
    • 例えば、リシド悪魔骨の鞭/Demonspine Whip起動型能力を持ったマイアの溶接工/Myr Welderが、リシドの能力でオーラ化した後、悪魔骨の鞭の「():装備しているクリーチャーは~」の能力を起動した場合、マイアの溶接工がつけられているクリーチャーは修整を受ける。
    • 以前はこのルールがなく、上記の例のような状況での挙動が不明瞭であった。NetRepにより「いかなる方法でつけられたとしても『装備しているクリーチャー』は『それがつけられているクリーチャー』として分類されるので、悪魔骨の鞭のX能力で修整を与えられる」という裁定[1]が出されていたが、2011年5月の総合ルール更新で参照しないようにルールで明確化された。しかし2013年9月の総合ルール更新によって、今度は参照するようにルールが変更された。
      • 「参照しない」ルールでは、威圧するリシド/Dominating Licidの能力が成立しないことが問題となった。威圧するリシドの「コントロールを得る」効果は種類別第2種、「オーラ・エンチャントになる」効果は種類別第4種であり、コントロール変更効果を適用する時点ではオーラではないため、「エンチャントされているクリーチャー」を参照できなくなってしまう。
  • 何らかの効果によって、オーラでも装備品でも城塞でもないパーマネントをオブジェクトまたはプレイヤーにつけた状態で戦場に出す場合、つけられていない状態で戦場に出す。
    • 例えば、授与によってオーラになっているカードとちらつく形態/Flickerformが同じクリーチャーにつけられている状況で、ちらつく形態の起動型能力を起動した場合、授与を持つカードはそのクリーチャーにはつけられていない状態のクリーチャー・エンチャントとして戦場に出る。

その他

  • 戦場にあるパーマネントにつける場合、物理的にそのパーマネントに触れた状態になるように置くことが通例である。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif