怪しげな密航者/Suspicious Stowaway

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Suspicious Stowaway / 怪しげな密航者 (1)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue) 狼男(Werewolf)

怪しげな密航者はブロックされない。
怪しげな密航者がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カード1枚を引き、その後カード1枚を捨てる。
日暮(プレイヤーが自分のターンに呪文を唱えなかったなら、次のターンに夜になる。)

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Seafaring Werewolf / 船乗りの人狼
〔緑〕 クリーチャー — 狼男(Werewolf)

船乗りの人狼はブロックされない。
船乗りの人狼がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カード1枚を引く。
夜明(プレイヤーが自分のターンに2つ以上の呪文を唱えたなら、次のターンに昼になる。)

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日暮/夜明変身する両面カード第1面ブロックされずルーターサボタージュ能力を持つ人間ならず者狼男第2面になるとサボタージュ能力がドローに強化される。

ブロックされないクリーチャーの共通点として、装備品などの恒常的な強化と非常に相性がよい。特に除去が少ないリミテッドであれば、これだけでかなりの量のライフを削り取れる。

構築では優秀な除去が豊富で、またこれ自体は除去耐性も無くタフネスも変身前後ともに1と、場持ちはあまりよろしくない。とはいえ所詮2マナクリーチャーであり、全体除去で他のクリーチャー諸共でなければテンポ・アドバンテージの損失も少ない。それまでに1、2回も殴れれば御の字だし、軽い上に放置しづらいシステムクリーチャーとしての側面があるため避雷針としても質が高い。

第2面のドローはもちろんだが、第1面もコー追われの物あさり/Looter il-Kor相当で長期的に見れば十分優秀。特に序中盤の土地のやりくりがタイトな時期に安定させやすくなるのは嬉しい。フラッシュバック降霊の存在するイニストラード:真夜中の狩りにおいては、捨てることがメリットに転ずる場合もあるため、第1面を優先的に運用する盤面も存在するだろう。かつコントロールに無理なく入る性質から、変身もさせやすく、クロックを刻みつつ手札を増強させるのも比較的容易。

難点としては、昼夜の定義をしてしまうことからグルール狼男など、狼男を多用するデッキの手助けをしてしまう危険がある点。特にリミテッドでは赤緑のテーマが狼男であるため危険。これ自体が軽い分、序盤から夜を招いてしまい、強力な狼男たちに圧殺されてしまう盤面も。には他に昼夜の定義を利用するカードが天空の賢者/Firmament Sageぐらいしかおらず(多色を含めても星の大魔導師、ヴァドリック/Vadrik, Astral Archmageが増える程度)、自力で利用するには他のを絡めなければ難しい。

リミテッドの場合はメインカラーを決める強力なカードとして利用価値がある。

関連カード

サイクル

イニストラード:真夜中の狩りレア狼男サイクル第1面を基準にして、各色に1枚ずつと多色に1枚存在する。

イニストラード/Innistradの狼男の色は本来赤緑だが、イニストラード:真夜中の狩りは狼男を中心とするセットであるため、5色すべてに拡大されている(Happy Hunt-ing, Part 1/『狩り』は楽し その1)。

参考

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