タルジーディの隊商、スビラ/Subira, Tulzidi Caravanner
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
速攻
(1):他の、パワーが2以下のクリーチャー1体を対象とする。このターン、それはブロックされない。
(1)(赤),(T),あなたの手札を捨てる:ターン終了時まで、あなたがコントロールしていてパワーが2以下のクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引く。
パワーが弱いクリーチャーの行進を助け、現在の手札と引き換えに新たなドローを交易してくる伝説の人間・シャーマン。
自身は3マナ2/3速攻と悪くないアグロ性を持ち、少量のマナで周りのウィニーをアンブロッカブルにしてさらに試合を詰める事ができる赤らしいレジェンド。スビラ自身は大型のクリーチャーには太刀打ちできないが、中盤以降は2つ目と3つ目の能力を組み合わせて息切れ防止のシステムクリーチャーとして働く事もできる。攻撃誘発やプレイヤーへの戦闘ダメージ誘発を持つ仲間と組み合わせればなおアドバンテージを得やすい。
問題は自己完結性の低さと打点の伸ばしづらさ。非力なスビラ単体では2マナのクリーチャー相手に立ち往生する事も珍しくは無く、周りと連携を取って持続的に殴れる強みも味方がいないと機能しない。昨今では赤単色でもアグロの息切れ防止策は豊富であるため競合は多い。手札を何度も能動的に捨てる事ができるクリーチャーと見る事もでき、その辺りのシナジーが活かされれば別の使い道も生まれ得る。
- 初カード化のテフェリー/Teferiの妻だが、ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル/Jolrael, Mwonvuli Recluse等と異なり夫とは特段相性が良くないデザイン。
- 2つ目の能力の解決時に対象に選んだクリーチャーのパワーが3以上になっていたなら不正な対象で能力は立ち消えるが、能力が解決された後にクリーチャーのパワーが3以上になってもブロックされない効果が消えることはない。
- 3つ目の能力の「あなたの手札を捨てる」というコストは手札が0枚でも支払うことができる。
関連カード
サイクル
基本セット2021の、テフェリー/Teferiと関わりの深いドミナリア/Dominariaの伝説のクリーチャーのサイクル。外交官、マンガラ/Mangara, the Diplomatのみ神話レアで、他はレア。
- 外交官、マンガラ/Mangara, the Diplomat(白)
- トレイリアの大魔導師、バリン/Barrin, Tolarian Archmage(青)
- 悪意に満ちた者、ケアヴェク/Kaervek, the Spiteful(黒)
- タルジーディの隊商、スビラ/Subira, Tulzidi Caravanner(赤)
- ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル/Jolrael, Mwonvuli Recluse(緑)
- 尊敬される語り手、ニアンビ/Niambi, Esteemed Speaker(白青)
- ケルドの心胆、ラーダ/Radha, Heart of Keld(赤緑)
ストーリー
スビラ/Subiraはドミナリア/Dominariaの人間。女性。ジャムーラ/Jamuraaを行き来する商隊タルジーディ/Tulzidiを導く。大修復/The Mendingの後でテフェリー/Teferiがジャムーラを放浪していた時代、とある事件で彼を助け、後に彼の伴侶となってニアンビ/Niambiという娘をもうけた。
登場作品・登場記事
- Return to Dominaria: Episode 7/ドミナリアへの帰還 第7話(Magic Story 2018年4月25日 Martha Wells著)
- The Lore of Core Set 2021 on the Cards(Daily MTG 2020年6月16日)