厳粛/Solemnity

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2017年7月11日 (火) 23:27時点における114.158.177.155 (トーク) - whois による版
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Solemnity / 厳粛 (2)(白)
エンチャント

プレイヤーはカウンターを得られない。
アーティファクト、クリーチャー、エンチャント、土地の上にカウンターを置くことはできない。


プレイヤープレインズウォーカー以外のパーマネントカウンター置くことができなくなるエンチャント

プレイヤーがカウンターを得られなくなる点は、毒カウンターエネルギー・カウンターを使うデッキに対する分かりやすい対策となる。あるいはファイレクシアの非生/Phyrexian Unlifeのような自分に毒カウンターを与えるカードのデメリットを消すこともできる。

プレインズウォーカー以外のパーマネントにカウンターを置くことができなくなる点は、様々なカードとのコンボシナジーが考えられる。例えば暗黒の深部/Dark Depthsと組み合わせて即座にトークン生成したり、頑強不死と組み合わせて無限頑強に使用することが考えられる。また、黒緑巻きつき蛇療治の侍臣/Vizier of Remedies献身のドルイド/Devoted Druidを合わせた無限コンボデッキなど、カウンターに依存したデッキへの対策にもなる。

影響範囲が各プレイヤーに及び、また影響を受けるカードの種類も多いため、何も考えずに使うと自分の首を絞めたり相手を助けてしまうこともあり得る点には注意。

ルール

  • 厳粛が戦場に出るときに既に置かれているカウンターはそのまま残り、取り除かれることはない。
  • 「カウンターが置かれた状態で戦場に出る」場合もカウンターが置かれなくなる。
    • そのパーマネントが厳粛と同時に戦場に出る場合はカウンターが置かれた状態で出る。
  • カウンターを置くことがコストである場合、そのコストを支払うことができない。
  • カウンターを置くことが選択肢である場合、その選択肢を選ぶことができない。
  • カウンターを置くことが効果などを処理した結果である場合、それを無視する。あくまで解決時に無視するだけであり、対象にしたりすること自体が禁止されるわけではない。
    • 例えば弱者狩り/Hunt the Weakのような、カウンターを置きつつ他のことをさせる呪文の対象になった場合、カウンターが置かれる部分だけが無視され、他の部分は通常通り処理される。
  • 「Aすることを選んでもよい。そうした(そうしなかった)場合、Bする。」という処理に注意が必要。Aがカウンターを置くことであった場合、Aすることを選ぶことができない(選択自体ができない)。Bがカウンターを置くことであった場合、ただ実行しないだけである(選択はできる)。
    • 例えば「毒カウンターを1個得ることを選んでもよい。そうしなかったなら、カードを1枚捨てる。」という処理を行うとする。この場合、毒カウンターを得ることを選べないため、必然的にカードを1枚捨てることになる。
    • 逆に、「カードを1枚捨ててもよい。そうしなかったなら、毒カウンターを1個得る。」という処理を行うとする。この場合、手札を捨てるか捨てないか、どちらを選んでもよい。捨てないほうを選んだ場合、毒カウンターを1個得ることになるが、これは実行不可能であり無視される。
  • 戦場以外の領域にあるカードには通常通りカウンターが置かれる(CR:403.2)。

参考

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