死者の鏡/Lich's Mirror
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Lich's Mirror / 死者の鏡 (5)
アーティファクト
アーティファクト
あなたがこのゲームに敗北する場合、代わりにあなたの手札とあなたの墓地とあなたがオーナーであるすべてのパーマネントをあなたのライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引き、あなたのライフの総量を20点にする。
あなたがゲームに敗北すると再び甦らせてくれるアーティファクト。
敗北すると「手札7枚、ライフ総量が20、墓地のカードとあなたがオーナーであるパーマネント無し」と、ほとんどゲーム開始時と同じ状況に戻る。しかし、通常は対戦相手になんら影響がないため、こちらが建て直している間に、既に展開されているクリーチャーなどですぐに再び敗北させられてしまう可能性が高い。復活した後に挽回する工夫が欲しい。
バーンデッキならば、デッキの構造上建て直しが早いため、敗北前に減らしておいた対戦相手の残りライフを削り切れる望みはある。天秤/Balanceや悪疫/Poxなどの軽いリセット系のカードと併用して、展開の差を埋めるという手もある。
ヴィンテージではチャネル/Channelとの組み合わせが非常に強力。復活後もマナ・プールは空にならず、チャネルの効果も継続するため、建て直しがしやすく、回復したライフでさらなるマナを生み出すこともできる。このシナジーを利用したデッキがMirroire Magiqueである。
- チャネル以外でも、ライフの支払いをコストとする起動型能力と組み合わせて、自ら敗北するという手もある。例えばヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainで残ったライフをすべて支払えば、復活後にはその分の手札が増えた状態で開始できる。
- 追放領域には影響しないので、待機との相性は悪くない。入れ替わりでスタンダードを退場するのが残念。
ルール
- 投了はマジックの黄金律「カードはルールに勝つ」の例外であるため、これをコントロールしている状態で投了すると、置換効果は適用できずそのまま敗北する。
- 毒カウンターは取り除かれない。10個以上の毒カウンターを得たことによって敗北する場合、死者の鏡により敗北が置換された後、次の状況起因処理のチェック時に再び敗北する。
- 「あなたがゲームに敗北する」ことを置換するので、対戦相手が機知の戦い/Battle of Witsなどで勝利する場合には何もしない。
- あなたがオーナーであるなら、対戦相手がコントロールしているパーマネントもあなたのライブラリーに戻す。逆に、自分がコントロールしている対戦相手がオーナーであるパーマネントは戦場に残る。
- 1度の状況起因処理で同時に複数の敗北条件を満たして敗北する場合、1つの死者の鏡によりそれらすべての敗北が置換される(CR:704.6)。