つける
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つける/Attachは、キーワード処理の1つ。特定のサブタイプを持つパーマネントを、オブジェクトやプレイヤーと関連付けることである。
定義
オーラや装備品、城砦をオブジェクトやプレイヤーにつけるとは、それを現在ある場所から動かし、そのオブジェクトやプレイヤーの上に置くことを意味する。
オーラがつけられていることを「エンチャントされている/Enchanted」、装備品がつけられていることを「装備している/Equipped」、城砦がつけられていることを「城砦化されている/fortified」と呼ぶ。
解説
オーラ・エンチャントが戦場に出る際や装備・城砦化、その他カードの効果によって「つける」処理が発生する。
ルール
- それぞれ、つけることができると定められているもの以外につけることはできない。
- それが既についているオブジェクトに再度「つける」という指示があった場合、何もしない。
- 戦場に出ているオーラ、装備品、城砦がつけられるとき、そのタイムスタンプは新たにその時点に設定される。
- オーラでないパーマネントが「エンチャントされているオブジェクトやプレイヤー」を参照する場合、それは何も参照しない。装備品以外の「装備しているクリーチャー」や、城砦以外の「城砦化されている土地」も同様に何も参照しない。
- 例えば、リシドと悪魔骨の鞭/Demonspine Whipの起動型能力をコピーしたマイアの溶接工/Myr Welderがリシドの能力でオーラ化した場合、悪魔骨の鞭の「(X):装備しているクリーチャーは~」の能力を起動しても、マイアの溶接工がつけられているクリーチャーは何も影響を受けない。
- 以前はこのルールがなく、上記の例のような状況での挙動が不明瞭であった。NetRepにより「いかなる方法でつけられたとしても『装備しているクリーチャー』は『それがつけられているクリーチャー』として分類されるので、悪魔骨の鞭のX能力で修整を与えられる」という裁定[1]が出されていたが、2011年5月の総合ルール更新で参照しないことが明確化された。
その他
- 戦場にあるパーマネントにつける場合、物理的にそのパーマネントに触れた状態になるように置くことが通例である。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 701 キーワード処理
- 701.3 つける/Attach
- 701.3a オーラや装備品、城砦をオブジェクトやプレイヤーにつけるとは、それを現在ある場所から取り、そのオブジェクトやプレイヤーの上に置くということを意味する。何かが戦場にあるパーマネントにつく場合、物理的にそのパーマネントに触れるように置くのが通例である。オーラ、装備品、城砦は、それぞれ、エンチャント、装備、城砦化できないオブジェクトやプレイヤーにつけることはできない。
- 701.3b 効果が、オーラや装備品、城砦を、つけることのできないオブジェクトやプレイヤーにつけようとする場合、そのオーラや装備品、城砦は移動しない。効果が、オーラや装備品、城砦を、その時点でついている先のオブジェクトやプレイヤーにつけようとする場合、その効果は何もしない。効果が、オーラでも装備品でも城砦でもないオブジェクトを他のオブジェクトやプレイヤーにつけようとする場合、その効果は何もせず、その移動させようとしたオブジェクトは移動しない。
- 701.3c 戦場にあるオーラや装備品、城砦が、別のオブジェクトやプレイヤーにつく場合、そのオーラや装備品、城砦は、その時点で新しいタイムスタンプを得る。
- 701.3d 装備品をクリーチャーから「はずす/unattach」とは、装備品をそのクリーチャーから離すことであり、装備品は何にも装備していない状態で戦場に残る。そうなった装備品は、クリーチャーに物理的に触れさせておくべきではない。オーラ、装備品、城砦が、オブジェクトやプレイヤーについた状態からそうでない状態になった場合、「[そのオブジェクトやプレイヤーから]はずれる/becoming unattached [from that object or player]」と言う。これは、そのオブジェクトやオーラ、装備品、城砦が戦場を離れた場合や、オブジェクトが元あった領域を離れた場合、プレイヤーがゲームから離れた場合を含む。
- 701.3 つける/Attach
- 701 キーワード処理