リクルート
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リクルート(Recruit)は、マスクス・ブロック、時のらせんブロックで登場したメカニズムの俗称。レベル及び傭兵・クリーチャーが持つ、ライブラリーから直接パーマネント・カードを戦場に出す能力を指す。この能力を持つものをリクルーター(Recruiter)と呼ぶ。
Ramosian Sergeant / レイモス教の兵長 (白)
クリーチャー — 人間(Human) レベル(Rebel)
クリーチャー — 人間(Human) レベル(Rebel)
(3),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量が2以下のレベル(Rebel)・パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
1/1Cateran Persuader / カテラン組合の説得者 (黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 傭兵(Mercenary)
クリーチャー — 人間(Human) 傭兵(Mercenary)
(1),(T):あなたのライブラリーから、マナ総量が1以下の傭兵(Mercenary)パーマネント・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
2/1[編集] 解説
レベル・傭兵それぞれに特徴があるが(後述)、いずれも打ち消されることなく展開できるのでパーミッションに対し有利であり、またインスタント・タイミングで起動できることからパーミッション側が用いるのにも適している。
レベルのリクルートは自身よりもマナ総量が大きいものを出せるが、起動コストにマナが多くかかるデザインとなっている。スタンダードやマスクス・ブロック構築ではリベリオンやカウンターレベルなどが作られ、一世を風靡した。また、その性質上自身と同名のカードをリクルート可能なので、それを利用したコンボも存在した。
傭兵のリクルートは自身よりマナ総量が小さいものしか出せないが、マナはあまりかからないデザイン。レベルと比べるとリクルートできる範囲が狭くて扱いづらさがある一方、起動コストが軽いので効率が良く、クリーチャーとしてもコスト・パフォーマンスに優れるものが多い。レベルほどの活躍には及ばなかったものの、当時の黒の優秀なコントロール・カードと組み合わせた、マーセナリーというデッキが活躍した。
- 初出時は「レベル・カード」のように特定のクリーチャー・タイプを持つカードをサーチする能力であったが、ローウィンで非パーマネントのレベル・カード(名も無き転置/Nameless Inversionなど)が現れたため、「レベル・パーマネント・カード」のように特定のクリーチャー・タイプを持つパーマネント・カードをサーチするようにオラクルが修正された。
- サーチするものがレベルや傭兵ではないが、同様のコンセプトで作られたカードに海のハンター/Seahunter、スカイシュラウドの密猟者/Skyshroud Poacher、モグ捕り人/Moggcatcherがある。広義ではこれらの能力もリクルートに含む。
- 当時はレベル・傭兵共に数が少なかったこともあり、それらの代名詞的な能力だったが、総数が増加した現在ではリクルーターであるレベル・傭兵は少数派である。
[編集] リクルーター一覧
マナ総量順