肉裂き怪物/Flesh Reaver
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Flesh Reaver / 肉裂き怪物 (1)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)
肉裂き怪物がクリーチャーか対戦相手にダメージを与えるたび、肉裂き怪物はあなたにその点数に等しい点数のダメージを与える。
4/42マナ4/4という破格のマナレシオを有する黒のクリーチャー。代償に、これがクリーチャーや対戦相手に与えたダメージがこちらにも返ってくる厳しいペナルティ能力を持つ。
スーサイドを体現したようなカードであり、ペナルティ能力が厳しい分、適切に運用できれば非常に強力。対戦相手にブロッカーがいなければ瞬く間にゲーム終わらせることができるため、戦場を一掃したあとにこいつを唱えるか、早いターンに戦場に出して対戦相手のブロッカーを逐一除去していく使い方がセオリー。蠢く骸骨/Drudge Skeletonsのような再生持ちブロッカーは天敵なので注意したい。
当時のスーサイドブラックやマーセナリーで使われた。基本的にはアタッカーとしての運用であるが、マーセナリーではブロッカーとしての役割も担った。ダメージを食らっても、攻撃クリーチャーを撃破できれば十分なのである。
- プレインズウォーカーやバトルに与えたダメージは返ってこないため相性が良い。
- あくまでダメージなので、黒の防御円/Circle of Protection: Blackや崇拝/Worship、吸血の絆/Vampiric Linkなどでデメリットを無効化できる。
- この能力は「ダメージを与えるたび」に誘発するため、クリーチャーや対戦相手にダメージを与えてからこちらへのダメージが発生する。そのため、対戦相手のライフとあなたのライフが4点である場合でも引き分けということは起こらず、あなたが勝利する。この場合4点のダメージを与えた時点で対戦相手のライフが0になり、能力の解決を待たずに「ライフが0点以下のプレイヤーは敗北する」状況起因処理が行われるため。
- ブロックする/されるのを承知で用いる場合、対戦相手の巨大化/Giant Growthのような強化呪文には注意。肉裂き怪物を強化の対象にされると、想定外のダメージをもらう危険がある。当時のスタンダードだと、同じく黒の憎悪/Hatredあたりが危険。即死しかねない。
- 2021年6月のオラクル変更でクリーチャー・タイプにファイレクシアンが追加された。