ミノタウルス

提供:MTG Wiki

2019年4月29日 (月) 06:47時点における053 (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

ミノタウルス/Minotaurは、クリーチャー・タイプの1つ。筋肉質な肉体を持った牛頭人。


Hurloon Minotaur / ハールーン・ミノタウルス (1)(赤)(赤)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur)

2/3


Tahngarth, Talruum Hero / タールルームの勇士ターンガース (3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)

警戒
(1)(赤),(T):クリーチャー1体を対象とする。タールルームの勇士ターンガースは、自身のパワーに等しい点数のダメージをそれに与える。そのクリーチャーは、そのパワーに等しい点数のダメージをタールルームの勇士ターンガースに与える。

4/4


Boros Reckoner / ボロスの反攻者 (赤/白)(赤/白)(赤/白)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) ウィザード(Wizard)

ボロスの反攻者にダメージが与えられるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。ボロスの反攻者はそれに、その点数に等しい点数のダメージを与える。
(赤/白):ターン終了時まで、ボロスの反攻者は先制攻撃を得る。

3/3

初出はリミテッド・エディションハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaurホームランドではテーマの一つとして大量のミノタウルスおよび部族カードが追加されたが、残念ながらその多くが強力とは言いがたいものであった。その後オデッセイミノタウルスの探検者/Minotaur Explorer以降、新種の登場が途絶えていた時期があったが、ラヴニカ:ギルドの都オルドルーンの猛士/Ordruun Commandoが登場し、その後のエキスパンションにもたびたび登場している。ギリシャ神話をモチーフとしたテーロス・ブロックにも数多く登場し、ホームランド以来となるロードなどの部族カードも追加された。

ゲームでの特徴

「山岳地帯に生息する亜人」というポジションであるため、や赤を含む多色のカードが多いが多色を含めればすべてのに存在する。ラヴニカへの回帰ブロックではボロス軍/Boros Legionに所属し赤白が多い。テーロス・ブロックおよびアモンケット・ブロックではに割り当てられている。

  • なぜか、赤の対抗色であるのマナを能力に使用したり参照するものは複数存在するが、友好色であるを用いるものは少ない。

マナ・コストが3~5マナP/Tが2/2~4/4前後の中型クリーチャーが大半、能力速攻先制攻撃を持つものが多い。

部族カードは、ロードAnaba Spirit Crafter怒血のシャーマン/Rageblood Shamanクラグマの戦呼び/Kragma Warcaller悪魔の皮の石化使い/Felhide Petrifier蓋世の英雄、ネヘブ/Neheb, the Worthy、一時強化Anaba Ancestor、ミノタウルスを直接戦場に出せるDidgeridooコストを減少する憤怒売り/Ragemongerがある。

ミノタウルス・トークンを出すカードに双角の連続襲撃/Flurry of Hornsがある。

伝説のミノタウルスは灯争大戦現在6体存在する(「伝説の(Legendary)・ミノタウルス(Minotaur)」でWHISPER検索)。

エピソード等

ミノタウルスとは、ギリシャ神話に登場するミノス王によって迷宮(ラビュリントス)に閉じ込められた牛頭の怪物のこと(→Wikipedia:ja:ミーノータウロス)。日本ではギリシャ語風に「ミノタウロス」と呼ばれることも多いが、マジックでは同じくギリシャ神話に登場するケンタウルスと共に、ラテン語風に訳すことになっている。

ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaurは、ルールブックに登場するなどある種マスコット的な扱いを受けており(一説によるとRichard Garfield博士のお気に入りだったとか)、そこからカルト的なミノタウルスファンが生まれたと言われる。

  • また、そのためかクリーチャー・カード以外でもミノタウルスの姿が描かれたカードは多い[2][3][4]Monkey Monkey Monkeyイラスト左にも1体描かれている。

次元/Planeごとの特徴

ドミナリア/Dominaria
ハールーン/Hurloonタールルーム/Talruumなどの地域に生息することが知られる。特に後者はターンガース/Tahngarthの故郷として有名。しかし、ファイレクシア/Phyrexiaドミナリア侵略によってどちらもほぼ壊滅してしまったらしく、その生き残りがオタリア/Otaria大陸で観測される程度となっている(→ミノタウルスの探検者/Minotaur Explorer)。
ウルグローサ/Ulgrotha
Koskun Mountains(コスカン山脈)にアナーバ/Anaba族が棲む。
ラヴニカ/Ravnica
彼らのほとんどは文明社会の中で体力をもてあましており、ボロス軍/Boros Legionに入って合法的に暴れるか、さもなくばグルール一族/The Gruul Clans門なし/Gatelessとなって非合法に暴れている。
アラーラ/Alara
アラーラのミノタウルスはナヤ/Nayaの峡谷や洞窟に潜んで暮らしている種族。断片/Shardがつながり合った時代ではナヤを離れエスパー/Esperの地に赴いた者もおり、異国の地でも野性的な生き方を継続する者がいる一方で魔術の才能を開花させた者も。
テーロス/Theros
テーロスにおけるミノタウルスは野卑で粗暴な蛮人である。彼らは暴力と肉(人肉食をする)にしか興味が無く、他の人型種族を殺してない時は互いに殺しあっている。文明品や言語文化は存在せず、原始的な言葉しか持たない。
アクロス/Akrosやフォベロス/Phoberosの高山の洞穴に住居を持ち、その中は獣や他の人型種族の骨が転がっている。沼地に頻繁に行くものはその隠れ家と毛を泥炭で黒く染めている。
アモンケット/Amonkhet
一般的な次元のミノタウルスとは異なり、アモンケットのミノタウルスは牛の頭ではなく雄羊の頭を持つ(イラスト)。屈強な肉体を持ち、時に無謀とも言い換えられる勇敢さを誇る。戦闘を好み、特に不利な戦闘であるほどそれを楽しむ傾向にある。

脚注

  1. Twelve Labors/十二の難題(Feature 2014年1月20日 Ken Nagle著)
  2. Sympathy for the Minotaur(Feature 2009年6月23日 Tom Jenkot著)
  3. Sympathy for the Minotaur, Part2(Feature 2010年4月26日 Tom Jenkot著)
  4. Sympathy for the Minotaur, Part3(Feature 2013年7月11日 Tom Jenkot著)

参考

QR Code.gif