呪われた魔女/Accursed Witch

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「魔女を殺すと呪われる」という、ホラーの定番を表現した両面カード。イニストラードを覆う影で唯一の呪いカードでもある。

第1面は4/2とパワーに偏った人間・ シャーマン・クリーチャーで、対戦相手がこれを対象として唱える呪文のコストを減少させるというペナルティ能力を持つ。そして死亡すると呪いオーラとなって対戦相手に憑りつき、同じペナルティ能力を与える上、毎ターンドレインも行う。黒に多い手札破壊や布告除去など、プレイヤーを対象にする呪文が使いやすくなる。

対戦相手から見れば、なるべく死亡させたくないので攻撃されてもブロックしたくないが、毎ターン4点のクロックもきついという悩ましい存在。またブロッカーとして立っていれば相手の攻撃を抑制できる。

• 戦場に出ている呪われた魔女を月霧/Moonmistなどの効果で感染性の呪いに変身させた場合、どのプレイヤーにもつけられた状態にはならず、あなたの墓地に置かれる。その際、クリーチャーが戦場を離れたときの誘発型能力は誘発しない。
• あなたが呪われた魔女に自分の除去呪文を使ったり、生け贄に捧げたりして死亡した場合でも、感染性の呪いは対戦相手につける。フレーバー的には奇妙だが、自分で利用しておいて呪いは対戦相手に押し付けると考えると黒らしいともいえる。
• イニストラードには「魔女を殺すと呪われる」イメージのカードとして、苦心の魔女/Bitterheart Witchが存在した。

参考

• 暗き影　その１/Dark Shadows Part1（Making Magic 2016年3月28日 Mark Rosewater著）
• ドレインカード一覧
• コスト軽減カード
• カード個別評価：イニストラードを覆う影 - アンコモン