火炎放射/Cone of Flame
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Cone of Flame / 火炎放射 (3)(赤)(赤)
ソーサリー
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎放射はそれに1点のダメージを与える。別のクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎放射はそれに2点のダメージを与える。さらに別のクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火炎放射はそれに3点のダメージを与える。
3つの対象に合計6点ダメージを撃つ火力呪文。5マナで6ダメージなのでX火力よりは効率がよいが、「対象は3つ固定」「ダメージも1、2、3に固定」と、融通が効かないのが泣き所。
小型クリーチャーに使えば最大で1対3の交換ができるが、タフネス4以上のクリーチャーは焼けないので、これくらいのマナを使う火力としてはちょっとさびしい。リミテッドではカード・アドバンテージを稼ぎやすい強力な呪文。
- 対象を3つ取るので、戦場にクリーチャーが最低1体はいなければ唱えることができない。1体いれば、「そのクリーチャー」「対戦相手」「自分」として撃つことはできる。
- 5マナのソーサリー、3つの対象、合計6点ダメージと降り注ぐ塊炭/Shower of Coalsと類似する。また、発火/Pyrotechnicsと比べると、そちらは融通が効く代わりに合計4点と威力が低くなっている。
- これに似たカードに+1/+1カウンターをばら撒く増え続ける成長/Incremental Growthや-1/-1カウンターをばら撒く増え続ける荒廃/Incremental Blightがある。獣性の脅威/Bestial Menaceもマナ・コストなどの類似点が見られる。
- マジック黎明期からの名イラストレイター、Ron Spencer氏によるウェザーライト版のイラストは、『複数の対象にダメージを与える』というこの呪文の効果を瞬時に理解・想像しやすい明快なイラストで描かれている。さすがはRon Spencer氏。
- 10年という長い期間を経て第10版に再録。その際、Chippy氏による新規イラストが与えられる。『手から火炎を放つ人物』という構図こそ上記のRon Spencer氏による旧イラストに似ているものの、”これは『複数の対象にダメージを与える』呪文だ”という認識しやすさは失せてしまった。以降こちらのイラストでPlanechaseや2つのデュエルデッキ、基本セット2015など、短いスパンによる収録が度々なされている。