呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite

提供：MTG Wiki

2009年4月12日 (日) 18:24時点における版

カウンターつきのフェアリー。素で出しても1マナ呪文に対するカウンターとして使える。

これ単体では高コストの呪文に対応できないのだが、それをサポートするカード達でデッキを固めれば問題ない。特に苦花/Bitterblossomとの相性は抜群。他にも変わり谷/Mutavaultなど多くのフェアリーカードを入れていけば、2マナで4～5マナ程度の中堅呪文を普通にカウンターできる効率の良い呪文になる。

打ち消し能力を使ったあともチャンプブロッカーとして、打撃役として使えるため無駄にならない。ウーナの末裔/Scion of Oonaあたりで強化すれば効率もいいだろう。

フェアリーデッキの必須カードとも言える1枚。むしろエクステンデッド以下の環境では、これが入っているから「フェアリーデッキ」と呼ばれるといっても過言ではない。カウンターカードのくせに梅澤の十手/Umezawa's Jitteを背負って殴っていたりと大活躍である。

もともとフェアリーデッキはコントロール要素が強いため、リミテッドでも投入候補になり得る。

• カウンターはcip能力であるため、打ち消す対象の呪文がなければプレイできないわけではない。単純に瞬速持ちクリーチャーとして使うのも時には有用。
• カウンター能力の解決前に除去されるなどしてフェアリーの数が足りなくなった場合、呪文は打ち消せない。そのため、これが場に出てからのやり取りは結構重要である。
• ちゃっかりウィザードでもあるため、ウィザードデッキにも居場所を見いだしている。激浪の研究室/Riptide Laboratoryを用いればお手軽ソフトロック。
• カードプールが広い環境になればなるほど相対的に強力になっていくカード。エクステンデッドやエターナルでは軽い呪文が幅をきかせている分、追加のフェアリーを用いずともこれだけで簡単にアドバンテージを取ることが出来る。

参考

• カード個別評価：ローウィン - コモン