敗北条件
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2024年8月20日 (火) 04:01時点における版
敗北条件(Losing Condition)とは、プレイヤーがゲームに敗北する条件のことである。
目次 |
敗北条件の種類
敗北条件には以下のものが存在している。後述の総合ルールの引用も参照のこと。
状況起因処理による敗北
- ライフが0以下のプレイヤーは、ゲームに敗北する。
- 10個以上の毒カウンターを持つプレイヤーは、ゲームに敗北する。
- カードがないライブラリーからカードを引こうとしたプレイヤーは、ゲームに敗北する(ライブラリーアウト)。
その他ルールによる敗北
- 「敗北する」という効果が適用されたプレイヤーは、ゲームに敗北する(下記参照)。
統率者戦の追加ルールによる敗北
これら以外にも、トーナメントにおいては、ジャッジから与えられた懲罰によりゲームに敗北することがあり得る。
敗北に影響するカード
プレイヤーがゲームに敗北することに影響するカードが存在する。
- 白金の天使/Platinum Angelや天使の嗜み/Angel's Graceやリッチの熟達/Lich's Mastery、雲鋼の麒麟/Cloudsteel Kirinは、あなたが敗北することを禁止することで、これらの条件を無視できる。なお、投了することは禁止されない。
- 深淵の迫害者/Abyssal Persecutorは、あなたの対戦相手が敗北することを禁止するペナルティ能力を持つ。
- 魂の残響/Soul Echoや卓絶/Transcendenceや死者の墳墓/Lich's Tombやファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife、契約武器/Pact Weaponは、ライフが0以下になることによる敗北条件のみを無視する。
- 試練に臨むギデオン/Gideon of the Trialsや高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deedsは、条件付きであなたが敗北することを禁止する紋章やカウンターを与える。
- 死者の鏡/Lich's Mirrorや極上の大天使/Exquisite Archangel、黄金の玉座/The Golden Throneは、あなたが敗北することを置換する置換効果を持つ。
- 血の暴君/Blood Tyrantや解き放たれたウィゼンガー/Withengar Unbound、闇の男爵、センギア/Sengir, the Dark Baron、戦利品の山分け/Share the Spoils、暗殺卿、ラムセス/Ramses, Assassin Lordは、プレイヤーが敗北することで誘発する能力を持つ。
敗北条件カード一覧
指輪物語:中つ国の伝承まで対応。
あなたが敗北するもの
- 最後の賭け/Final Fortune
- 最後のチャンス/Last Chance
- 戦士の誓言/Warrior's Oath
- 極悪な死/Nefarious Lich
- 卓絶/Transcendence
- 契約サイクル
- 不死のコイル/Immortal Coil
- 悪魔の契約/Demonic Pact
- 栄光の幕切れ/Glorious End
- リッチの熟達/Lich's Mastery
- 栄光の好機/Chance for Glory
- 九つの命/Nine Lives
- 不朽の天使/Enduring Angel
- 錬金術師の計略/Alchemist's Gambit
- 墳墓からの脱出/Out of the Tombs
- ドロスの魔神/Archfiend of the Dross
- Form of the Squirrel (アン・カード)
- Rocket-Powered Turbo Slug (アン・カード)
- One with Death (playtest) (R&D Playtest cards)
対戦相手を敗北させるもの
※「プレイヤー1人を対象とする」効果はこちらに分類。
- 空虚への扉/Door to Nothingness
- 見えざる者、ヴラスカ/Vraska the Unseen(プレイヤーを敗北させる能力を持つトークンを生成する)
- ゴルゴンの陰謀家、ヴラスカ/Vraska, Scheming Gorgon(プレイヤーを敗北させる能力をクリーチャーに付与する)
- ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen(プレイヤーを敗北させる能力をクリーチャーに付与する紋章を得る)
- 静める者、エトラータ/Etrata, the Silencer
- 龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God
- ミラディン包囲戦/Mirrodin Besieged
- 全てを見通す者、アテムシス/Atemsis, All-Seeing
- 運命の天使/Angel of Destiny
- ストリクスヘイヴンの競技場/Strixhaven Stadium
- ヴォーパル・ソード/Vorpal Sword
- 兇徒の審判/Sinner's Judgment
- 碑出告が全てを貪る/Hidetsugu Consumes All
- サウロンの破滅、フロド/Frodo, Sauron's Bane
- エツィオ・アウディトーレ・ダ・フィレンツェ/Ezio Auditore da Firenze
- カウント男爵/Baron Von Count(アン・カード)
あなたも対戦相手も敗北しうるもの
- Amulet of Quoz
- 触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable
- 十三恐怖症/Triskaidekaphobia
- デック・オヴ・メニー・シングズ/The Deck of Many Things
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 104 ゲームの終了
- 104.3 ゲームの敗北となる条件がいくつか存在する。
- 104.3a プレイヤーはいつでも投了できる。投了したプレイヤーは即座にゲームから離れ、そして負けとなる。
- 104.3b プレイヤーのライフの総量が0以下になったら、そのプレイヤーは次に優先権が発生したとき、ゲームに負ける。これは状況起因処理である。rule 704〔状況起因処理〕参照。
- 104.3c ライブラリーに残っているよりも多いカードを引くことが求められたら、残されているカードをすべて引き、次に優先権が発生したときにそのゲームに負ける。これは状況起因処理である。rule 704〔状況起因処理〕参照。
- 104.3d プレイヤーが10個以上の「毒カウンター/poison counter」を得た場合、次に優先権が発生するときにそのプレイヤーは負けとなる。これは状況起因処理である。rule 704〔状況起因処理〕参照。
- 104.3e 効果によってプレイヤーの負けになることがある。
- 104.3f あるゲームにおいて、あるプレイヤーが勝利条件と敗北条件を同時に満たした場合、そのプレイヤーはそのゲームに負ける。
- 104.3g チームによる多人数戦では、そのチームのプレイヤー全てがそのゲームで負けたときにチームもそのゲームに負ける。
- 104.3h 影響範囲限定 選択ルール(rule 801 参照)を用いた多人数戦において、あるプレイヤーの勝ちになる効果は、その代わりに、そのプレイヤーの影響範囲内にいる対戦相手すべてを負けにする。これによってゲームが終わるわけではない。
- 104.3i 皇帝戦において、皇帝がゲームに負けたチームは負けとなる(rule 809.5 参照)。
- 104.3j 統率者戦において、1つのゲームを通して、単一の統率者から21点以上の戦闘ダメージを受けたプレイヤーは負けとなる。(これは状況起因処理である。rule 704、rule 903.10 参照。)
- 104.3k 大会においては、ジャッジによって課せられる懲罰の結果としてゲームに負けることがある。rule 100.6 参照。
- 104.3 ゲームの敗北となる条件がいくつか存在する。
- 104 ゲームの終了