極悪な死/Nefarious Lich
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Nefarious Lich / 極悪な死 (黒)(黒)(黒)(黒)
エンチャント
エンチャント
ダメージがあなたに与えられる場合、代わりにあなたの墓地にあるカードをそのダメージと同じ枚数だけ追放する。できない場合、あなたはこのゲームに敗北する。
あなたがライフを得る場合、代わりにそのライフと同じ枚数のカードを引く。
極悪な死が戦場を離れたとき、あなたはこのゲームに敗北する。
Lichのリメイク。ライフ回復をドローに置換する。ダメージを与えられたときのデメリットがパーマネントではなく墓地になっている。
墓地をうまく肥やせばエンチャントが破壊できない相手にライフの水増しとして使えるかもしれない。またLichと違いライフが残るので、ライフを支払うカードとある程度相性が良くなる。ライフを失うカードにも少し強くなる。
しかし、本家と同様に敗北のリスクはかなり強烈。元のライフが高くなければライフロスであっさり敗北する可能性があるし、墓地を肥やしておく下準備も大変。もちろん、直接解呪/Disenchantやブーメラン/Boomerangなどで除去されても駄目である。当時流行っていた激動/Upheavalを使われると瞬殺されてしまうのも痛い。
色々コンボが組めそうだが、自身の色拘束の強さや弱点の多さなどからトーナメントレベルのものは出来上がっていない。
- ダメージを与えられる場合、カードを墓地から追放することは強制である。もっとも、通常はカードを追放しないとゲームに負けてしまうので、あえて追放しないことを選ぶことはないだろうが。
- 草茂る屋敷/Overgrown Estateと不快な夢/Sickening Dreamsとのコンボデッキは有名。草茂る屋敷の土地をライフに変換する能力を、極悪な死でドローに置換し、溜まった手札を追加コストに不快な夢を唱えて一気にライフを削る。自分は、与えられるダメージの点数分のカードを追加コストで捨てているため生き延びる。
- 白金の天使/Platinum Angelと併用したり、戦場を離れるのに対応して天使の嗜み/Angel's Graceを唱えて敗北を回避するという手もある。
- なお白金の天使と併用する場合、これと極悪な死を同時に破壊するような効果(外殻貫通/Hull Breachやアクローマの復讐/Akroma's Vengeanceなど)が適用されると敗北してしまう(この敗北は誘発型能力によるものであり、その解決の時点で白金の天使はもう戦場にいないため)。