不朽の天使/Enduring Angel

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Enduring Angel / 不朽の天使 (2)(白)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

飛行、二段攻撃
あなたは呪禁を持つ。
あなたのライフ総量が0以下になるなら、代わりに不朽の天使を変身させて、あなたのライフ総量は3点になる。その後、これにより不朽の天使が変身しなかったなら、あなたはゲームに敗北する。

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Angelic Enforcer / 天使の処罰者
〔白〕 クリーチャー — 天使(Angel)

飛行
あなたは呪禁を持つ。
天使の処罰者のパワーとタフネスはそれぞれ、あなたのライフ総量に等しい。
天使の処罰者が攻撃するたび、あなたのライフ総量を2倍にする。

*/*

あなた呪禁を与え、ライフ総量が0になるなら敗北に猶予を与えて変身する両面カード飛行二段攻撃を持つ天使から、P/Tがあなたのライフに等しく、攻撃するたびにあなたのライフを倍にする天使へ変身する。

第1面クリーチャーとしてはかなり優秀な部類ではあるが、色拘束が強く白マナを安定して供給できるデッキで無ければ出す時点で難しい。更に出た後もこれ自体は除去耐性がある訳ではなく、タフネス3は構築リミテッド問わず火力除去の基準点であり、また現環境では全てのインスタント・タイミングでこれを除去出来るカードが存在する。攻撃をスルーしたら、対応して破壊されそのまま負けるなんてことが起こりかねない。一応、除去が少なめのリミテッドであればある程度信用できなくもないが、あくまで保険として極力これに頼らずともライフを残せるようにしておきたい。

構築では、クリーチャーに対処不能なデッキというのはまず存在しない。対戦相手がこちらのライフを0以下にする攻撃をしてきた場合はまず確実に手札に除去が存在すると考えてよいだろう。よって変身するには相手に頼らず、自分から能動的にライフを失う手段が欲しい。前述の通り色拘束は強いが、と組み合わせて使えばある程度能動的に変身条件を満たせるだろう。もちろん、その行動に対応して除去されればどうにもならないので、手札にこれを守る手段が存在する時や、相手がフルタップしている瞬間などを狙っていくのが重要。

変身後はとりあえず最初は3/3飛行。攻撃に参加するたびにライフが倍になるため、実質的には6/6飛行スタートと考えることになる。事前に何らかの手段でライフを回復しておけば結果的にその効果量が倍になり、これ自体の打点もあがるので回復手段がある場合は事前に使っておくとお得。相変わらず除去耐性は無いが、早期に除去する手段があるならそもそも変身前に使っている筈なので、ソーサリーで対処されたり今引きされない限りは2、3回は誘発を期待できるだろう。

なお、変身後は二段攻撃を失う。前述の通り基本が6/6スタートなので打点は基本的に変化しないが、装備品エンチャントなどで強化している場合は事実上、打点が落ちることになる。

登場時のスタンダードでは、仮面林の結節点/Maskwood Nexus不吉な首領、トヴォラー/Tovolar, Dire Overlordを組み合わせ、変身条件を満たすことなくこのカードを変身させる豪快なコンボを搭載したデッキが考案され、ネットユーザー間で話題を呼んだ。

[編集] ルール

  • 変身する両面カードでないカードが不朽の天使のコピーになっていた場合、不朽の天使は変身できないので置換効果を適用した場合あなたはゲーム敗北する。
    • トゥルー・ポリモーフ/True Polymorphなどにより変身する両面カードを不朽の天使のコピーにした場合、置換効果を適用した結果不朽の天使は変身するが、コピー効果により特性は不朽の天使のままである。不朽の天使を除去されない限りあなたがライフが0以下になることで敗北することはなくなる。
    • 不朽の天使のコピーとして作られたトークンは変身するトークンなので敗北は回避できる。
  • あなたが複数の不朽の天使をコントロールしているときにあなたのライフが0以下になる場合、どの不朽の天使の効果を先に適用するか選ぶ。選んだ不朽の天使のみが変身し、後の不朽の天使の置換効果は何もすることがない。

[編集] 参考

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