負け知らずの精鋭射手、リラー/Lilah, Undefeated Slickshot

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2024年5月16日 (木) 23:38時点における最新版

手札から唱えた多色のインスタント、ソーサリーを解決に際して計画された状態にする伝説の人間・ならず者。

インスタントやソーサリーを後のターンで再利用するという機能面だけを見れば、最深の紀元、オヘル・パクパテク/Ojer Pakpatiq, Deepest Epochのような反復を付与するカードに性質は近い。反復と異なり、再利用タイミングをある程度選べるようになっているので、クリーチャーが出るまで除去を取っておくなどより柔軟な運用ができるようになっている。計画の性質上、打ち消しなどインスタント・タイミングの使用が前提となるものとはシナジーを発揮しない点は反復付与と同様である。

クリーチャーとしての戦闘力も及第点で、計画する能力により果敢を複数ターンに渡って誘発させることも狙える。

登場時のスタンダード範囲で存在するカードでは浮き荷+捨て荷/Flotsam+Jetsamなどの分割カードと相性が良く、軽い側を唱えて計画し、重い側をタダで唱えることができる。

パイオニアでは5色ニヴ＝ミゼットで採用される。ほとんどの呪文が多色であるため計画を機能させやすく、自身もニヴ＝ミゼット再誕/Niv-Mizzet Rebornで濾過することができる。

[編集] ルール

• 能力はあなたが条件に合う呪文を唱えたときに誘発し、継続的効果を生み出す。誘発後に負け知らずの精鋭射手、リラーが戦場を離れても、その呪文は解決に際して追放され計画された状態になる。逆に条件に合う呪文を唱えてスタックにある間にリラーが戦場に出てきても、唱えた呪文に遡ってリラーの能力が適用されることはない。
• 出現の根本原理/Emergent Ultimatumのように呪文の効果そのものに自身を追放することが含まれている場合、それはリラーの効果が適用されず計画された状態にならない。
• バイバックやフラッシュバック、反復のように他に解決に際して墓地に置く代わりに他の領域に移動させる置換効果がある場合、あなたがどの効果を一番最初に適用するか決める。他の効果で追放したなら、それは計画された状態にならない。

[編集] ストーリー

リラー/Lilahはどこかの次元/Plane出身の人間/Human女性（イラスト）。

サンダー・ジャンクション/Thunder Junctionでは精鋭射手団/The Slickshotsの首領を務めている。近頃は魔法増幅薬を手にしたことで、彼女の力はますます高まった。

[編集] フレイバー・テキストに登場

サンダー・ジャンクションの無法者

魔道士封じのトカゲ/Magebane Lizard

[編集] 登場作品

• Outlaws of Thunder Junction | A Long Way from Home/サイドストーリー　我が家は遠く（Magic Story 2024年3月14日 Akemi Dawn Bowman著、名前のみ）

[編集] 参考

• カード個別評価：サンダー・ジャンクションの無法者 - レア