クローサの掌握/Krosan Grip
提供:MTG Wiki
細 |
|||
13行: | 13行: | ||
[[レガシー]]では登場以降緑系デッキのサイドボードへの搭載が標準となり、特にメタゲームの中心である[[相殺コントロール#レガシー|相殺コントロール]]への対抗策として重宝された。これと[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]のためだけに緑を[[タッチ]]するデッキさえあったが、[[突然の衰微/Abrupt Decay]]という強力な対抗馬の出現以降は採用率を落とした。[[モダン]]においては2マナ以下の呪文を採用できない[[死せる生]]に採用例がある。 | [[レガシー]]では登場以降緑系デッキのサイドボードへの搭載が標準となり、特にメタゲームの中心である[[相殺コントロール#レガシー|相殺コントロール]]への対抗策として重宝された。これと[[タルモゴイフ/Tarmogoyf]]のためだけに緑を[[タッチ]]するデッキさえあったが、[[突然の衰微/Abrupt Decay]]という強力な対抗馬の出現以降は採用率を落とした。[[モダン]]においては2マナ以下の呪文を採用できない[[死せる生]]に採用例がある。 | ||
− | *{{Gatherer|id= | + | *{{Gatherer|id=133589}}に描かれている剣は[[弱者の剣/Sword of the Meek]]({{Gatherer|id=145723}})。[[塵への帰結/Return to Dust]]の{{Gatherer|id=133657}}でも描かれている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/disenchanted-sword-2007-03-20 The Disenchanted Sword] (Arcana 2007年3月20日 [[Wizards of the Coast]]著)</ref>。 |
==関連カード== | ==関連カード== | ||
===サイクル=== | ===サイクル=== | ||
{{サイクル/時のらせんのアンコモンの刹那を持つ呪文}} | {{サイクル/時のらせんのアンコモンの刹那を持つ呪文}} | ||
− | + | ==脚注== | |
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | |||
*[[クローサ/Krosa]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[クローサ/Krosa]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:時のらせん]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:時のらせん]] - [[アンコモン]] | ||
26行: | 26行: | ||
*[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:Modern Masters]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:ミスティカルアーカイブ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ミスティカルアーカイブ]] - [[レア]] | ||
− | *[[Secret Lair Drop Series#Secret Lair x Arcane|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Arcane]] | + | *[[Secret Lair Drop Series/2021年#Secret Lair x Arcane|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Arcane]] |
+ | __NOTOC__ |
2022年9月25日 (日) 23:29時点における版
インスタント
刹那(この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。)
アーティファクト1つかエンチャント1つを対象とし、それを破壊する。
刹那を持って1マナ重くなった帰化/Naturalize。
「より確実に破壊できる」という点において、帰化やその亜種よりも優秀である。攻防の要にエンチャントやアーティファクトを用いるパーミッションやコンボ系のデッキに対して、高い信頼性を持つカードとなる。単純なカウンター呪文耐性というだけには留まらず、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topの様に戦場以外に逃げたり、溶接の壺/Welding Jarで再生したり、梅澤の十手/Umezawa's Jitteの蓄積カウンターを使い切ったり、といった事もさせない。
エクステンデッド~レガシーでも、等時の王笏/Isochron Scepterやライブラリー操作と組み合わせた相殺/Counterbalanceなど、デッキの中核として働くほど強力なエンチャントやアーティファクトは非常に多い。これらに対しても刹那は有効に働くため、申し分無い解答といえる。特に師範の占い独楽/Sensei's Divining Topがそれぞれのフォーマットで禁止される前は、起動型能力で逃がさない除去として用いられた。
対して、マナ・アーティファクトを破壊してテンポ・アドバンテージをとる場合は、マナ・コストが1点重い分だけ帰化に劣る。
これらの特性から、サイドボードに積まれる事が多く、特定のエンチャントやアーティファクトに頼るデッキに対しては、そのポテンシャルを遺憾なく発揮している。シングルシンボルであるため、緑をタッチするだけで気軽に使えるのも大きなポイント。
レガシーでは登場以降緑系デッキのサイドボードへの搭載が標準となり、特にメタゲームの中心である相殺コントロールへの対抗策として重宝された。これとタルモゴイフ/Tarmogoyfのためだけに緑をタッチするデッキさえあったが、突然の衰微/Abrupt Decayという強力な対抗馬の出現以降は採用率を落とした。モダンにおいては2マナ以下の呪文を採用できない死せる生に採用例がある。
- イラストに描かれている剣は弱者の剣/Sword of the Meek(イラスト)。塵への帰結/Return to Dustのイラストでも描かれている[1]。
関連カード
サイクル
- 天界の十字軍/Celestial Crusader
- 拭い捨て/Wipe Away
- 突然の死/Sudden Death
- 突然のショック/Sudden Shock
- クローサの掌握/Krosan Grip
脚注
- ↑ The Disenchanted Sword (Arcana 2007年3月20日 Wizards of the Coast著)
参考
- クローサ/Krosa(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:時のらせん - アンコモン
- カード個別評価:時のらせんリマスター - アンコモン
- カード個別評価:Modern Masters - アンコモン
- カード個別評価:ミスティカルアーカイブ - レア
- Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Arcane