霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker

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**呪禁と族霊鎧という共に[[除去耐性]]である組み合わせは、微妙に噛み合っていないとも言えるが、[[対象]]を取らない[[全体除去]]への対策としては悪くない。
 
**呪禁と族霊鎧という共に[[除去耐性]]である組み合わせは、微妙に噛み合っていないとも言えるが、[[対象]]を取らない[[全体除去]]への対策としては悪くない。
 
*{{Gatherer|id=196221}}では人型をしており、[[イエティ]]や[[オーガ]]のように見えるが[[クリーチャー・タイプ]]は[[ビースト]]である。
 
*{{Gatherer|id=196221}}では人型をしており、[[イエティ]]や[[オーガ]]のように見えるが[[クリーチャー・タイプ]]は[[ビースト]]である。
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*[[指導者の欠如/Leadership Vacuum]]の{{Gatherer|id=472065}}では[[セドリス/Sedris]]の策で何処かに飛ばされている。
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
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開発時は[[重い]]7/7クリーチャーで、呪禁(当時で言う一方通行)と「ウリルが[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されている限り、それは+6/+6の[[修整]]を受ける」という能力を持っていた。[[Ken Nagle]]が[[統率者戦]]のデッキにそのカードを入れてテストプレイを行ったところ、2枚目以降にボーナスが得られないことが不満であったことから、強化能力は「つけられているオーラ1つにつき+6/+6の修整を受ける」に変更された([[Matt Place]]は'''スーパー[[狂暴ウォンバット/Rabid Wombat|ウォンバット]]'''と称している)。しかし、チャンプブロックされると、[[トランプル]]がない限りいくら強化しても同じであり、単一の[[大霊の盾/Shield of the Oversoul]]のみが最善の状況は変わらなかった。
 
開発時は[[重い]]7/7クリーチャーで、呪禁(当時で言う一方通行)と「ウリルが[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されている限り、それは+6/+6の[[修整]]を受ける」という能力を持っていた。[[Ken Nagle]]が[[統率者戦]]のデッキにそのカードを入れてテストプレイを行ったところ、2枚目以降にボーナスが得られないことが不満であったことから、強化能力は「つけられているオーラ1つにつき+6/+6の修整を受ける」に変更された([[Matt Place]]は'''スーパー[[狂暴ウォンバット/Rabid Wombat|ウォンバット]]'''と称している)。しかし、チャンプブロックされると、[[トランプル]]がない限りいくら強化しても同じであり、単一の[[大霊の盾/Shield of the Oversoul]]のみが最善の状況は変わらなかった。
  
そこで[[Tom LaPille]]は「+6/+6」を「+3/+3」に変更することを提案し、その時点で現在の[[マナ・コスト]]と[[P/T]]に変更された。その後、テストプレイヤーによるパワーレベルの懸念で、調整の末「+3/+3」は「+2/+2」に変更された。(→[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/collisions-multiverse-part-3-2009-06-11 Collisions in the Multiverse, Part 3]参照。)
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そこで[[Tom LaPille]]は「+6/+6」を「+3/+3」に変更することを提案し、その時点で現在の[[マナ・コスト]]と[[P/T]]に変更された。その後、テストプレイヤーによるパワーレベルの懸念で、調整の末「+3/+3」は「+2/+2」に変更された。<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/collisions-multiverse-part-3-2009-06-12 Collisions in the Multiverse, Part 3]([[ Latest Developments]] 2009年6月12日 [[Tom LaPille]]著)</ref>
  
 
==関連カード==
 
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===サイクル===
 
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{{サイクル/アラーラ再誕の神話レアの伝説のクリーチャー}}
 
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==参考==
 
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*[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/wallpaper-week-uril-miststalker-2009-04-24 壁紙・待受]
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*壁紙・待受:[https://media.magic.wizards.com/images/wallpaper/WP_Uril_2560x1600.jpg 2560×1600]/[https://media.magic.wizards.com/images/wallpaper/WP_Uril_1280x960.jpg 1280×960]/[https://media.magic.wizards.com/images/wallpaper/WP_Uril_320x480.jpg Mobile(320×480)]([https://magic.wizards.com/en/articles/media/wallpapers Complete List of Wallpapers])
 
*[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[神話レア]]
 
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2022年6月28日 (火) 23:29時点における版


Uril, the Miststalker / 霧を歩むもの、ウリル (2)(赤)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — ビースト(Beast)

呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
霧を歩むもの、ウリルは、それにつけられているオーラ(Aura)1つにつき+2/+2の修整を受ける。

5/5

呪禁と、自身につけられたオーラの数に応じて強化される能力を持つ、ナヤ/Naya伝説のクリーチャー

5マナ5/5の高い基本性能に加え、呪禁のおかげでオーラの弱点である「クリーチャー除去されるとアドバンテージを失ってしまう」という欠点がかなり緩和される。タフネス5かつ呪禁持ちは、アラーラ再誕時点のスタンダードで活躍している優秀な単体除去のほとんどが効かないため、かなり高い除去耐性といえる。

相性の良いオーラは、同じブロックなら凶暴な飢え/Savage Hungerアーシャの好意/Asha's Favorなど。回避能力を与えて弱点を補うことができる。前のシャドウムーア・ブロックでは亜神オーラサイクルが強烈。特に大霊の盾/Shield of the Oversoulを付けるとほぼ撃退不可能になり、飛行もつくため、とても止めにくくなる。チャンプブロックが邪魔なら大神のルーン/Runes of the Deusで強引に突破するのも良いだろう。

素でかなりのサイズがあるため、無理にオーラの強化能力を当てにせず、安定性重視で装備品を利用するのも良い。同セットのビヒモスの大鎚/Behemoth Sledgeも合致するのでちょうど良いだろう。

リミテッドではさすがの神話レアだけありとても強力。構築でもその高い除去耐性のおかげで安定感の高いクリーチャーと言える。だが、そもそもオーラを主軸にしたデッキ自体が構築では見受けられず、何らかで回避能力を与えないと溢れかえるトークン勢を突破することもままならない。カードパワー自体は高いので、オーラを積極的に採用するデッキならば活躍してくれるだろう。

開発秘話

このカードは、安全にオーラをつけることができ、オーラをつけると強力になるクリーチャーを作りたいという願望から生まれた。

開発時は重い7/7クリーチャーで、呪禁(当時で言う一方通行)と「ウリルがエンチャントされている限り、それは+6/+6の修整を受ける」という能力を持っていた。Ken Nagle統率者戦のデッキにそのカードを入れてテストプレイを行ったところ、2枚目以降にボーナスが得られないことが不満であったことから、強化能力は「つけられているオーラ1つにつき+6/+6の修整を受ける」に変更された(Matt Placeスーパーウォンバットと称している)。しかし、チャンプブロックされると、トランプルがない限りいくら強化しても同じであり、単一の大霊の盾/Shield of the Oversoulのみが最善の状況は変わらなかった。

そこでTom LaPilleは「+6/+6」を「+3/+3」に変更することを提案し、その時点で現在のマナ・コストP/Tに変更された。その後、テストプレイヤーによるパワーレベルの懸念で、調整の末「+3/+3」は「+2/+2」に変更された。[1]

関連カード

サイクル

アラーラ再誕神話レア伝説のクリーチャーサイクル。それぞれの断片を象徴する友好色3を含んでいる。

参考

  1. Collisions in the Multiverse, Part 3 Latest Developments 2009年6月12日 Tom LaPille著)
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