屈辱/Mortify
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2021年3月8日 (月) 19:42時点における版
クリーチャーかエンチャントを破壊する、オルゾフ組/The Orzhov Syndicateの除去呪文。
ギルドパクト登場時の環境では、同じサイクルの化膿/Putrefy同様、破壊できるクリーチャーに制限が無い点が強力。これらの存在により、ラヴニカ・ブロック付近は総じて除去が強い環境となっている。強いて言えば、再生可能な点は要注意。
白黒系デッキにおけるコントロール要素の中核であり、構築・リミテッドを問わず活躍する。
- 除去範囲が狭まった代わりにインスタントになった名誉回復/Vindicateと言える。
- ギルドパクト版のイラストの人物の髪型や仕草は、恐怖/Terrorの古いイラストに描かれたものと酷似しており、一種のオマージュとなっている。また、恐怖のイラストが90度回転したものであるように、このイラストの完成版もスケッチから180度回転されている[1]。
- 化膿と違い「再生できない」を持たない理由として、Devin Lowは、エンチャントは基本的に再生できないこと、マナ・コストと効果の組み合わせの元となっている啓蒙/Demystifyが再生を許すこと(ちなみに化膿の組み合わせ元の酸化/Oxidizeは再生を許さない)、再生カードを構築で使われるようにするために再生禁止をあまり使わないようにすること、およびにパワーレベルの調整を挙げている[2]。
- プレイヤー褒賞プログラムプロモバージョンが存在する。
- ソリンvsティボルトに新規イラストで収録された。コンスピラシーなど、以降の特殊セットでもこのイラストが使用されている。
- ラヴニカの献身シーズンのフライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カードとして、特殊な枠のプロモーション・カードが配布された[3]。
関連カード
サイクル
ラヴニカ・ブロックの黒を含む多色の除去呪文のサイクル。各セットごとに1枚ずつ登場し、クリーチャーか色に対応したカード・タイプのいずれかを破壊できる。
- 化膿/Putrefy
- 屈辱/Mortify
- 破壊の宴/Wrecking Ball
脚注
- ↑ Terror and Mortify(Arcana 2006年3月28日)
- ↑ Ask Wizards - February, 2006(Feature 2006年2月) - 2006/2/7
- ↑ Ravnica Allegiance Promos and Packaging/『ラヴニカの献身』の各種プロモとパッケージ(Card Preview 2018年12月17日)
参考
- カード個別評価:ラヴニカの献身 - アンコモン
- カード個別評価:ギルドパクト - アンコモン
- カード個別評価:コンスピラシー - アンコモン
- カード個別評価:時のらせんリマスター - 旧枠加工カード