勇敢な騎士/Valiant Knight
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とりあえずは3/4と及第点の[[サイズ]]があり、[[テンポ]]は大きく失うものの攻撃力を倍化させる二段攻撃のモードが最大の目玉。これ単体でも6点相当の[[クロック]]で、他の騎士については[[P/T]]を一回り大きくするため、元々の[[パワー]]も合わせて1体につき3点以上の打点向上を達成する。1[[ターン]]目に1/1、2ターン目に2/2……といった単純な[[展開]]図式でも、[[ブン回り|ブン回れ]]ば5ターン目に一挙24点の[[ダメージ]]が火を噴くほどである。一方で[[除去耐性]]が低く、[[起動コスト]]の[[重さ]]から即効性が無いのは難点。これが控える時点で狙いが筒抜けとなるため、いざ二段攻撃を与える前に[[全体除去]]を受けては目も当てられない。単純にこのマナ域のロードとしては悪くない[[マナレシオ]]を持つため、騎士さえ並んでいれば起動型能力に頼り切らずとも充分と考えてもいい。 | とりあえずは3/4と及第点の[[サイズ]]があり、[[テンポ]]は大きく失うものの攻撃力を倍化させる二段攻撃のモードが最大の目玉。これ単体でも6点相当の[[クロック]]で、他の騎士については[[P/T]]を一回り大きくするため、元々の[[パワー]]も合わせて1体につき3点以上の打点向上を達成する。1[[ターン]]目に1/1、2ターン目に2/2……といった単純な[[展開]]図式でも、[[ブン回り|ブン回れ]]ば5ターン目に一挙24点の[[ダメージ]]が火を噴くほどである。一方で[[除去耐性]]が低く、[[起動コスト]]の[[重さ]]から即効性が無いのは難点。これが控える時点で狙いが筒抜けとなるため、いざ二段攻撃を与える前に[[全体除去]]を受けては目も当てられない。単純にこのマナ域のロードとしては悪くない[[マナレシオ]]を持つため、騎士さえ並んでいれば起動型能力に頼り切らずとも充分と考えてもいい。 | ||
− | [[スタンダード]]では後から出せばこれを守れる[[不屈の護衛/Dauntless Bodyguard]]に、[[善意の騎士/Knight of Grace]]や[[悪意の騎士/Knight of Malice]]といった優秀な騎士が多く、なかでも[[ベナリア史/History of Benalia]]との相性は特筆モノ。[[マナカーブ]]に沿って[[トークン]]の全展開後に一時強化と能力[[起動]] | + | [[スタンダード]]では後から出せばこれを守れる[[不屈の護衛/Dauntless Bodyguard]]に、[[善意の騎士/Knight of Grace]]や[[悪意の騎士/Knight of Malice]]といった優秀な騎士が多く、なかでも[[ベナリア史/History of Benalia]]との相性は特筆モノ。[[マナカーブ]]に沿って[[トークン]]の全展開後に一時強化と能力[[起動]]のタイミングが重なるため、勇敢な騎士との2枚だけでも合計33点のダメージを生み出すのは破格の一言。登場時点では[[環境]]や部下に恵まれず、[[白黒ビートダウン]]で2枚ほど採用した[[デッキリスト|レシピ]]が少数見られる程度に留まっていたが、[[カードプール]]の拡大に伴って[[騎士 (デッキ)#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|騎士デッキ]]が成立すると、同[[デッキ]]における主軸クリーチャーとして[[積む|4枚積み]]されている。 |
[[リミテッド]]では単体でも攻防に使える性能で[[マナフラッド]]にも強いが、やはり騎士を掻き集めたい。[[基本セット2019]]では騎士トークンを[[生成]]する[[カード]]を合わせても10種類未満で、マナカーブも噛み合わないものが大半だが、[[コモン]]である[[騎兵隊の教練官/Cavalry Drillmaster]]や[[凛々しい騎兵隊/Gallant Cavalry]]などは狙い目。 | [[リミテッド]]では単体でも攻防に使える性能で[[マナフラッド]]にも強いが、やはり騎士を掻き集めたい。[[基本セット2019]]では騎士トークンを[[生成]]する[[カード]]を合わせても10種類未満で、マナカーブも噛み合わないものが大半だが、[[コモン]]である[[騎兵隊の教練官/Cavalry Drillmaster]]や[[凛々しい騎兵隊/Gallant Cavalry]]などは狙い目。 |
2019年4月15日 (月) 09:19時点における版
自身以外への全体強化と、自身も含めて二段攻撃を付与する起動型能力を持った騎士専門のロード。
とりあえずは3/4と及第点のサイズがあり、テンポは大きく失うものの攻撃力を倍化させる二段攻撃のモードが最大の目玉。これ単体でも6点相当のクロックで、他の騎士についてはP/Tを一回り大きくするため、元々のパワーも合わせて1体につき3点以上の打点向上を達成する。1ターン目に1/1、2ターン目に2/2……といった単純な展開図式でも、ブン回れば5ターン目に一挙24点のダメージが火を噴くほどである。一方で除去耐性が低く、起動コストの重さから即効性が無いのは難点。これが控える時点で狙いが筒抜けとなるため、いざ二段攻撃を与える前に全体除去を受けては目も当てられない。単純にこのマナ域のロードとしては悪くないマナレシオを持つため、騎士さえ並んでいれば起動型能力に頼り切らずとも充分と考えてもいい。
スタンダードでは後から出せばこれを守れる不屈の護衛/Dauntless Bodyguardに、善意の騎士/Knight of Graceや悪意の騎士/Knight of Maliceといった優秀な騎士が多く、なかでもベナリア史/History of Benaliaとの相性は特筆モノ。マナカーブに沿ってトークンの全展開後に一時強化と能力起動のタイミングが重なるため、勇敢な騎士との2枚だけでも合計33点のダメージを生み出すのは破格の一言。登場時点では環境や部下に恵まれず、白黒ビートダウンで2枚ほど採用したレシピが少数見られる程度に留まっていたが、カードプールの拡大に伴って騎士デッキが成立すると、同デッキにおける主軸クリーチャーとして4枚積みされている。
リミテッドでは単体でも攻防に使える性能でマナフラッドにも強いが、やはり騎士を掻き集めたい。基本セット2019では騎士トークンを生成するカードを合わせても10種類未満で、マナカーブも噛み合わないものが大半だが、コモンである騎兵隊の教練官/Cavalry Drillmasterや凛々しい騎兵隊/Gallant Cavalryなどは狙い目。
関連カード
サイクル
基本セット2019の、ロードのサイクル。各色のレアに1枚ずつ存在する。
- 勇敢な騎士/Valiant Knight(騎士)
- 至高の幻影/Supreme Phantom(スピリット)
- 死の男爵/Death Baron(スケルトン・ゾンビ)
- ゴブリンの損壊名手/Goblin Trashmaster(ゴブリン)
- エルフの部族呼び/Elvish Clancaller(エルフ)
死の男爵のみ再録。また、死の男爵のみ2つのクリーチャー・タイプに全体強化を加える。