増殖
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[[モダンマスターズ2015]]では主要メカニズムの1つとして増殖を持つカードが多く[[再録]]された。[[カラデシュ]]では[[エネルギー・カウンター]]や[[+1/+1カウンター]]との相互作用を期待して再録メカニズムとして検討されたが、調整が難航し取り除かれた<ref>*[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0017687/ 「賭けてみるか、エーテルパンク?」 その1](Making Magic [[2016年]]9月26日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | [[モダンマスターズ2015]]では主要メカニズムの1つとして増殖を持つカードが多く[[再録]]された。[[カラデシュ]]では[[エネルギー・カウンター]]や[[+1/+1カウンター]]との相互作用を期待して再録メカニズムとして検討されたが、調整が難航し取り除かれた<ref>*[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0017687/ 「賭けてみるか、エーテルパンク?」 その1](Making Magic [[2016年]]9月26日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
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+ | [[統率者2016]]では赤抜き4色の[[法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors' Voice]]が増殖能力を持っている。 | ||
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2016年11月23日 (水) 16:40時点における版
増殖(ぞうしょく)/Proliferateは、ミラディンの傷跡ブロックで登場したキーワード処理。
Contagion Clasp / 伝染病の留め金 (2)
アーティファクト
アーティファクト
伝染病の留め金が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それの上に-1/-1カウンターを1個置く。
(4),(T):増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える。)
定義
「増殖を行う/Proliferate」とは、パーマネントやプレイヤーのうちでカウンターを持つものを任意の数選び、それらのパーマネントやプレイヤーが既に持っているものと同種のカウンターを1つ追加で置くことである。
双頭巨人戦の場合は上記の「プレイヤー」を「チーム」に読み替える。
解説
ルール
- 流し読みすると勘違いしてしまいがちだが、増殖は1体だけではなく、望む数のプレイヤーとパーマネントを選ぶことができる。
- 「望む数」には「0」も含まれるため、パーマネントやプレイヤーを一切選ばないことも適正である。
- 選んだパーマネントに複数の種類のカウンターが置かれている場合、増やせるのはそのうちの1種類のみである。また、どの種類のカウンターを増やすかは、パーマネント/プレイヤーごとに選べる。
- 増殖は、カウンターを増やすオブジェクトを対象としているわけではない。よって、被覆やプロテクションなどには妨害されない。
- カウンターを増やすオブジェクトを選ぶのは増殖の実行時(能力・呪文の解決時)であり、増殖を効果に含む呪文を唱えるときや起動型能力を起動するときではない。
- パーマネントやプレイヤー以外のオブジェクトに置かれたカウンターは増やすことができない。例えば待機状態のカードやスタック上の稲妻の嵐/Lightning Stormなど。
その他
感染とともに、ミラディン/Mirrodinの世界に侵食したファイレクシアの油/Phyrexian oilの広がりをイメージしたデザインになっている。
ミラディンの傷跡の時点では、増殖を持つのはファイレクシア陣営のカードのみであり、いずれも青かアーティファクトである。続くミラディン包囲戦ではそれらに加え黒や緑のファイレクシア陣営のカードに増殖を持つものが登場し、さらに新たなるファイレクシアでは赤にも増殖を持つファイレクシア陣営のカードが登場した。
モダンマスターズ2015では主要メカニズムの1つとして増殖を持つカードが多く再録された。カラデシュではエネルギー・カウンターや+1/+1カウンターとの相互作用を期待して再録メカニズムとして検討されたが、調整が難航し取り除かれた[1]。
統率者2016では赤抜き4色の法務官の声、アトラクサ/Atraxa, Praetors' Voiceが増殖能力を持っている。
参考
- ↑ *「賭けてみるか、エーテルパンク?」 その1(Making Magic 2016年9月26日 Mark Rosewater著)
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール