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**次の[[ウルザ・ブロック]]に登場した[[ギックスのかぎ爪/Claws of Gix]]が天敵。対象を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られて立ち消えさせられてしまう。ギックスのかぎ爪の[[マナ・コスト]]も[[起動コスト]]も非常に軽いうえ、生け贄が能力の「起動コスト」であるためさらに割り込んで対処することがほぼ不可能と、非常に厄介。 | **次の[[ウルザ・ブロック]]に登場した[[ギックスのかぎ爪/Claws of Gix]]が天敵。対象を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られて立ち消えさせられてしまう。ギックスのかぎ爪の[[マナ・コスト]]も[[起動コスト]]も非常に軽いうえ、生け贄が能力の「起動コスト」であるためさらに割り込んで対処することがほぼ不可能と、非常に厄介。 | ||
*[[The Top 50 Blue Cards]]の[[リミテッド]]部門では、[[変異種/Morphling]]を抑え1位の座を獲得した。歴代の10点カードの中でも最強クラスのこのカードが[[コモン]]であったため、当時のリミテッド環境は大変バランスの悪いものとなった。 | *[[The Top 50 Blue Cards]]の[[リミテッド]]部門では、[[変異種/Morphling]]を抑え1位の座を獲得した。歴代の10点カードの中でも最強クラスのこのカードが[[コモン]]であったため、当時のリミテッド環境は大変バランスの悪いものとなった。 | ||
− | *[[タイムシフト]] | + | *有名なバイバック呪文の一つとして[[タイムシフト]]での[[再録]]が検討されたが、テストプレイにおいて[[種子生まれの詩神/Seedborn Muse]]と共に使ったデッキがあまりにも強力であることがわかった。初出時の相棒である[[貿易風ライダー/Tradewind Rider]]の代わりとして[[霧氷風の使い手、ハイダー/Heidar, Rimewind Master]]を使ってさえも7-8[[ターン]]目には相手のパーマネントが無くなってしまい、状況を容易に再現できてはならないと思われた。こうして、再録カードが初出当時と同じ使われ方で主役となるデッキが台頭するのは望ましくないとのことで、再録は見送られた(→[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af139 Not Their Time]参照)。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:テンペスト]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:テンペスト]] - [[コモン]] |
2012年7月1日 (日) 14:32時点における版
バイバックが付いて1マナ重くなったブーメラン/Boomerang。バイバック付きの呪文の中でも強力なものである。
バイバックが付いていることで、バウンスの弱点であるカード・アドバンテージの損失がかなり緩和されている。計6マナというのは結構重いが、サファイアの大メダル/Sapphire Medallionでコストを減らせば比較的早い段階でバイバックできる。1ターン1回だけでも有効なのだが、2回3回と使えるようになるとまさに暴力的となる。
特に土地を戻せるのが強力で、対戦相手の土地をすべて戻してしまうと擬似ロック状態となる。当時、このような動きをするメダリオンブルーというデッキが活躍した。アウェイクニングやターボランドでも大量マナにものを言わせ連打してくる。
また上記の理由から通常のパーミッションでも後半の決め手となるため、エターナルでは狡猾な願い/Cunning Wishから飛んでくることも。
- パーマネントを対象に取る呪文なので、いわゆる立ち消えが起こる危険がある。打ち消されると一切効果を発揮しないため、バイバック・コストを払っていたとしても手札に戻らず墓地に落ちてしまう。これがこの呪文最大の弱点。
- 次のウルザ・ブロックに登場したギックスのかぎ爪/Claws of Gixが天敵。対象を生け贄に捧げられて立ち消えさせられてしまう。ギックスのかぎ爪のマナ・コストも起動コストも非常に軽いうえ、生け贄が能力の「起動コスト」であるためさらに割り込んで対処することがほぼ不可能と、非常に厄介。
- The Top 50 Blue Cardsのリミテッド部門では、変異種/Morphlingを抑え1位の座を獲得した。歴代の10点カードの中でも最強クラスのこのカードがコモンであったため、当時のリミテッド環境は大変バランスの悪いものとなった。
- 有名なバイバック呪文の一つとしてタイムシフトでの再録が検討されたが、テストプレイにおいて種子生まれの詩神/Seedborn Museと共に使ったデッキがあまりにも強力であることがわかった。初出時の相棒である貿易風ライダー/Tradewind Riderの代わりとして霧氷風の使い手、ハイダー/Heidar, Rimewind Masterを使ってさえも7-8ターン目には相手のパーマネントが無くなってしまい、状況を容易に再現できてはならないと思われた。こうして、再録カードが初出当時と同じ使われ方で主役となるデッキが台頭するのは望ましくないとのことで、再録は見送られた(→Not Their Time参照)。