混沌のねじれ/Chaos Warp

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*[[歪んだ世界/Warp World]]の単体版と言えるが、結果として「[[火力]]にも[[破壊]]にもよらない万能パーマネント除去」という、赤の[[色の役割]]からは著しく逸脱してしまった([[折れ]]てしまった)1枚<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/aether-way-part-3-2017-01-30 Aether Way, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0018284/ 霊気の道 その3]([[Making Magic]] [[2017年]]1月30日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。[[Mark Rosewater]]はこのカードの存在を挙げながら、彼一人の労力で[[カラーパイ]]を維持することが困難であったことを語っている<ref>[https://magic.wizards.com/en/node/1053371 The Council of Colors]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0017374/ 色の協議会](Making Magic [[2016年]]8月22日 Mark Rosewater著)</ref>。
 
*[[歪んだ世界/Warp World]]の単体版と言えるが、結果として「[[火力]]にも[[破壊]]にもよらない万能パーマネント除去」という、赤の[[色の役割]]からは著しく逸脱してしまった([[折れ]]てしまった)1枚<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/aether-way-part-3-2017-01-30 Aether Way, Part 3]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0018284/ 霊気の道 その3]([[Making Magic]] [[2017年]]1月30日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。[[Mark Rosewater]]はこのカードの存在を挙げながら、彼一人の労力で[[カラーパイ]]を維持することが困難であったことを語っている<ref>[https://magic.wizards.com/en/node/1053371 The Council of Colors]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0017374/ 色の協議会](Making Magic [[2016年]]8月22日 Mark Rosewater著)</ref>。
 
*[[ニューカペナの街角統率者デッキ]]では類似カードの[[大胆なすり替え/Audacious Swap]]が登場した。そちらは上記の反省からかエンチャントを対象にできない。
 
*[[ニューカペナの街角統率者デッキ]]では類似カードの[[大胆なすり替え/Audacious Swap]]が登場した。そちらは上記の反省からかエンチャントを対象にできない。
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*[[ダブルマスターズ2022]]にて[[再録]]されたが、[[ボーダーレス]]版のイラストは[[Phil Foglio]]が手掛けたものとなっている。Foglioの新規イラストが[[マジック]]に登場するのは[[1998年]]の[[アングルード]]以来実に24年ぶりのことであり、世界中のマジックプレイヤーを驚かせた。
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2022年6月19日 (日) 13:00時点における版


Chaos Warp / 混沌のねじれ (2)(赤)
インスタント

パーマネント1つを対象とする。それのオーナーはそれを自分のライブラリーに加えて切り直し、その後、自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。それがパーマネント・カードである場合、そのプレイヤーはそれを戦場に出す。


パーマネント1つをライブラリー送りにするインスタント呪文切り直した後にライブラリーの一番上カードパーマネント・カードだった場合はそれを戦場に出す

3マナのインスタント除去としては対象が広く、さらにシングルシンボル色拘束も薄い。ではほぼ触れないエンチャントに対処することも可能なのは重要な利点。墓地ではなくライブラリーに戻してしまう点は、サーチを利用するデッキに対しては絶対とは言い難いが、墓地利用を使うデッキに対しては効果的。

ただし、パーマネント・カードを出させてしまうとカード・アドバンテージを失ってしまうのは痛いところ。除去したパーマネントと同じもの、場合によってはさらに致命的な何かが出てくることもあり得るというギャンブル性を秘めている。とはいえ、その時点の盤面で最も脅威となるパーマネントを除去しているだろうから、それよりも「マシ」なカードがめくれてくれる可能性は高い。相手デッキ内容をある程度見切れていれば、その確率も上がる。

また、エターナルでも使用可能なため、赤の数少ないエンチャントにも対処可能な万能除去として使われる可能性がある。

脚注

  1. Aether Way, Part 3/霊気の道 その3Making Magic 2017年1月30日 Mark Rosewater著)
  2. The Council of Colors/色の協議会(Making Magic 2016年8月22日 Mark Rosewater著)

参考

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