乱撃斬/Wild Slash
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(「ショックの上位互換」を1回にまとめた。パイオニアではあくまで本体火力内での優先という旨を表記。その他表現の整理。) |
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[[レガシー]]においては、軽減禁止効果に着目され、[[真の名の宿敵/True-Name Nemesis]]対策として採用されることがある。こちらから[[チャンプアタック]]を仕掛け、真の名の宿敵が[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]してきたところに合わせて他の適当な[[対象]]に獰猛達成状態のこれを[[唱える]]ことで、間接的に除去するテクニックが用いられる。 | [[レガシー]]においては、軽減禁止効果に着目され、[[真の名の宿敵/True-Name Nemesis]]対策として採用されることがある。こちらから[[チャンプアタック]]を仕掛け、真の名の宿敵が[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]してきたところに合わせて他の適当な[[対象]]に獰猛達成状態のこれを[[唱える]]ことで、間接的に除去するテクニックが用いられる。 |
2021年12月15日 (水) 19:30時点における版
Wild Slash / 乱撃斬 (赤)
インスタント
インスタント
獰猛 ― あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているなら、このターン、ダメージは軽減できない。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。乱撃斬はそれに2点のダメージを与える。
任意の対象への2点火力。獰猛時には、そのターン中のダメージを軽減されなくする。
軽減を苦手とする赤にとっては悪くない追加効果だが、これ単体でプロテクションを突破できるわけでもないので、基本的にはおまけ。活躍できるかどうかは、1マナ2点火力が環境でどの程度役立つかによる。
スタンダードでは環境に軽量火力が乏しいこともあり、赤系の様々なデッキで採用されている。リミテッドでは変異や予示による2/2クリーチャーを1マナで除去できる優秀なカード。
パイオニアでは軽くてプレイヤーにも撃てる火力が必要な場合に優先して採用されていたが、イニストラード:真夜中の狩りでより汎用性の高い火遊び/Play with Fireが登場してからは5枚目以降という立場になった。
レガシーにおいては、軽減禁止効果に着目され、真の名の宿敵/True-Name Nemesis対策として採用されることがある。こちらからチャンプアタックを仕掛け、真の名の宿敵がブロックしてきたところに合わせて他の適当な対象に獰猛達成状態のこれを唱えることで、間接的に除去するテクニックが用いられる。
- ショック/Shockの上位互換。ただし、自分でも軽減効果を使いたい場合は邪魔になる。
- 乱撃斬の解決時に獰猛を達成していなければ、軽減禁止は適用されない。また乱撃斬が一度解決してしまえば、そのターン中は獰猛を達成していなくても軽減は禁止される。
- 公式ハンドブックには『獰猛すると軽減不可がつくため対応してプロテクションが付与されても安心』といった旨が書かれているがこれは誤り。この呪文は対象を取るのでプロテクションにより対象が不正になり解決されない(立ち消え)。
- ただし軽減無効は乱撃斬によるダメージ以外にも適用されるため、例えばプロテクション(赤)持ち2/2のクリーチャーに、赤の3/3クリーチャーをブロックさせてから「プレイヤーなど別の対象に」獰猛を達成した状態で乱撃斬を打ち込めば、突破する事が可能。
- タルキール覇王譚の矢の嵐/Arrow Stormの項でも全く同様の誤りが記載されている。
開発秘話
このカードは元々別の獰猛能力を持っていたが、ターボフォグ系のデッキがスタンダードで台頭した場合、その対策となるカードが必要であるとして、現在の能力に変更された[1]。
脚注
参考
- Role Assignment(Daily MTG、 Level One、2015年1月5日 文:Reid Duke)
- カード個別評価:運命再編 - アンコモン