グルール・ビート
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2008年3月28日 (金) 23:29時点における版
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グルール・ビート (Gruul Beat)
長らくトーナメント・シーンから遠ざかっていた赤緑ステロイドが、ギルドパクトのグルール一族/The Gruul Clansの登場により復活を果たした。
最大の特徴は、その攻撃的なクリーチャー選択にある。 緑では1マナ域の必須クリーチャーとも言えるラノワールのエルフ/Llanowar Elvesさえ採用せず、その代わりに焼け焦げたルサルカ/Scorched Rusalkaや激情のゴブリン/Frenzied Goblinなどが採用される。 これらを使用することで、瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Maulerの狂喜へとつないでいける構成となっているのだ。 しかし、主力クリーチャーのサイズに森/Forestやダメージといった条件がついているため、安定性に欠けるという弱点もある。
大型クリーチャーの炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shamanや巨大ヒヨケムシ/Giant Solifugeは、コントロールデッキ対策も兼ねる。
火力は少なめだが、黒焦げ/Charや血の手の炎/Flames of the Blood Handなどのダメージ効率の高いものが多く採用される。
時のらせん参入後は、獣群の呼び声/Call of the Herdを初めとした優良クリーチャーが追加された。→*2 幽体の魔力/Spectral Force+スクリブのレインジャー/Scryb Rangerのコンボ(スクリブ・アンド・フォース)を採用している場合もある。 また、次元の混乱では硫黄の精霊/Sulfur Elementalが追加され、苦手のボロスウィニーにも対処しやすくなった。
未来予知参入後はアタッカーにタルモゴイフ/Tarmogoyfが採用される。 使い捨ての火力(炎の印章/Seal of Fireなど)から徐々に大きくしていく。
ステロイドタイプのデッキとしてギルドパクト参入後から長い間メタの上位に位置しトーナメントを牽引したが、 第10版の参入により主力となる密林の猿人/Kird Apeを失い、かわって赤に強力なカードが加わったことから、徐々にグレーター・ゴイフにシフトしていくこととなる。
- ビートダウンデッキ特有の終盤の息切れを防ぐため、黒をタッチして闇の腹心/Dark Confidantを投入したタイプも存在する。
ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期
- 時のらせん参入後のバージョン。
神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期
- 備考
- [[1]] 優勝(参考)
- 使用者:Mark Herberholz
- フォーマット
メインデッキ | サイドボード | ||||
27| style="background:#eeeeff"|クリーチャー | 1 | 血の手の炎/Flames of the Blood Hand | |||
4 | 密林の猿人/Kird Ape | 2 | ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan | ||
4 | 焼け焦げたルサルカ/Scorched Rusalka | 2 | 喧騒の貧霊/Rumbling Slum | ||
3 | 激情のゴブリン/Frenzied Goblin | 2 | 帰化/Naturalize | ||
4 | 瘡蓋族のやっかい者/Scab-Clan Mauler | 4 | 血染めの月/Blood Moon | ||
4 | 世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate | 4 | 梅澤の十手/Umezawa's Jitte | ||
4 | 炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shaman | ||||
4 | 巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge | ||||
10| style="background:#eeeeff"|呪文 | |||||
3 | 腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak | ||||
4 | 黒焦げ/Char | ||||
3 | 血の手の炎/Flames of the Blood Hand | ||||
23| style="background:#eeeeff"|土地 | |||||
2 | 怒りの穴蔵、スカルグ/Skarrg, the Rage Pits | ||||
7 | 山/Mountain | ||||
6 | 森/Forest | ||||
4 | 踏み鳴らされる地/Stomping Ground | ||||
4 | カープルーザンの森/Karplusan Forest |