ネル・トース族のメーレン/Meren of Clan Nel Toth
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2020年2月26日 (水) 13:22時点における版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
あなたがコントロールする他のクリーチャーが1体死亡するたび、あなたは経験(experience)カウンターを1個得る。
あなたの終了ステップの開始時に、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。そのカードのマナ総量があなたが持つ経験カウンターの総数以下であるなら、それを戦場に戻す。そうでないなら、それをあなたの手札に加える。
自分の終了ステップごとに、経験カウンターの数に応じて墓地のクリーチャー・カードを死者再生/Raise Deadかゾンビ化/Zombifyする伝説のクリーチャー。
墓地さえ潤沢ならば、マナなどのコストを一切必要とせず毎ターン確実にアドバンテージを得られるため、アドバンテージ源として優秀な1枚。速やかに多くの経験カウンターを稼ぎ、より高い点数で見たマナ・コストを持つ(=性能の高い)クリーチャーをリアニメイトしても良し、例えばクローサの大牙獣/Krosan Tuskerなどのような手札に戻したいクリーチャーと併用しても良し。デッキタイプを問わず、クリーチャーを利用するあらゆるデッキで有効に働くシステムクリーチャーと言える
経験カウンターを得られる条件は「あなたがコントロールする他のクリーチャーの死亡」。対戦相手もクリーチャーデッキであれば、戦闘を重ねていく事で自然に貯まっていくだろう。また黒緑は自分のクリーチャーを生け贄に捧げる事でアドバンテージを得る効果を得意とするため、それを狙った構成のデッキで使用すれば、一度に大量に獲得する事も難しくない。錯乱した隠遁者/Deranged Hermitのようなトークンを引き連れて戦場に出るクリーチャーとは、自身のリアニメイト能力で使いまわせる点も含めて特に好相性。
また、サイクルの他の経験カウンターを利用する伝説のクリーチャーの補助役とする用途も考えられる。例えば4個貯めれば、イロアスの信奉者、カレムネ/Kalemne, Disciple of Iroasを7/7二段攻撃・警戒の状態でリアニメイトできる。
レガシーでは、緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithでサーチ可能なアドバンテージ源として、Nic Fitに採用される場合がある。稲妻/Lightning Boltに耐えられるタフネスを持つ点が嬉しい。
- 終了ステップの誘発型能力は、戦場または手札に戻さないことを選択できず、また対象にとったクリーチャーの点数で見たマナ・コスト以上の経験カウンターを持っているならば、必ず戦場に戻す必要がある。
- そのため、墓地にあるクリーチャー・カードが触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableのみで経験カウンターが7個以上だった場合、触れられざる者フェイジが戦場に出るため、ゲームに敗北してしまう。
関連カード
サイクル
統率者2015の、経験カウンターを扱う神話レアの対抗色2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 蘇りしダクソス/Daxos the Returned
- イズマグナスのミジックス/Mizzix of the Izmagnus
- ネル・トース族のメーレン/Meren of Clan Nel Toth
- イロアスの信奉者、カレムネ/Kalemne, Disciple of Iroas
- 進化の爪、エズーリ/Ezuri, Claw of Progress
ストーリー
メーレン/Merenはアラーラ/Alaraに住む人間の屍術師/Necromancer。女性。
詳細はメーレン/Merenを参照。