全体除去
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− | *神の怒り、審判の日といった4マナの全体除去は[[環境]]の常連であり、「4ターン目に全体除去を撃てるか否か」が[[コントロール (デッキ)|コントロール]]と[[アグロ]]の対戦の基本であった。これが満足のいくゲームではないと考えた[[R&D]]は、[[スタンダードの変遷 #テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|スタンダード]] | + | *神の怒り、審判の日といった4マナの全体除去は[[環境]]の常連であり、「4ターン目に全体除去を撃てるか否か」が[[コントロール (デッキ)|コントロール]]と[[アグロ]]の対戦の基本であった。これが満足のいくゲームではないと考えた[[R&D]]は、[[スタンダードの変遷 #テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|スタンダード]]では4マナの無条件全体除去は作らず、限定的な3~4マナの全体除去か、オマケ付きの5マナの全体除去を用意し選択の幅を広げることにした。([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/ld/developing-annihilation-2014-08-15 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0011019/ 翻訳]、[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-original-zendikar-block-2015-11-20 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016032/ 翻訳]) |
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2016年4月18日 (月) 21:08時点における版
全体除去 (Mass Removal / Board Sweeper)とは、複数のパーマネントを一挙に除去すること。またはそのような効果をもつ呪文や能力のこと。主にクリーチャーに対するものを示すことが多い。
代表的なカードに神の怒り/Wrath of God、滅び/Damnation、アクローマの復讐/Akroma's Vengeance、破滅的な行為/Pernicious Deed、ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskなどがある。
確定除去ではないが全体火力や全体にマイナス修整を与えるカードなど、多くのクリーチャーを除去できるカードもこう呼ばれることが多い。
複数種類のパーマネントを除去できる場合はリセットとも呼ばれる。
- テンペスト・ブロック以降のすべてのブロック(大抵は1番目のエキスパンション)に少なくとも1枚、白のクリーチャー・リセット手段が収録されている。コールドスナップの登場で、アイスエイジ・ブロックにも白のリセットが加わった。残るミラージュ・ブロックには弱者の報復/Retribution of the Meekがあるくらいで、これではリセットとはいいがたい。
- 神の怒り、審判の日といった4マナの全体除去は環境の常連であり、「4ターン目に全体除去を撃てるか否か」がコントロールとアグロの対戦の基本であった。これが満足のいくゲームではないと考えたR&Dは、スタンダードでは4マナの無条件全体除去は作らず、限定的な3~4マナの全体除去か、オマケ付きの5マナの全体除去を用意し選択の幅を広げることにした。(参考/翻訳、参考/翻訳)