虚空の杯/Chalice of the Void
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*[[魂の洞窟/Cavern of Souls]]は相性がよい。クリーチャー呪文限定ではあるが、打ち消しの能力を自分だけ無視して動くことができるようになる。逆に対戦相手が対策として使ってくるケースも考えられるので注意。 | *[[魂の洞窟/Cavern of Souls]]は相性がよい。クリーチャー呪文限定ではあるが、打ち消しの能力を自分だけ無視して動くことができるようになる。逆に対戦相手が対策として使ってくるケースも考えられるので注意。 | ||
*英語名から'''チャリス'''や''CotV''と[[カードの俗称|呼ばれる]]こともある。 | *英語名から'''チャリス'''や''CotV''と[[カードの俗称|呼ばれる]]こともある。 | ||
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+ | 2015年10月2日より、ヴィンテージで制限カードに指定された。勢力を増している[[Mishra's Workshop]]系のデッキを抑えるのが目的だが、「[[Mox]]を使える」というヴィンテージのフォーマットとしての存在意義を損なわせていることも理由。([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/september-28-2015-banned-and-restricted-announcement-2015-09-28 参考]/[http://mtg-jp.com/publicity/0015763/# 翻訳]) | ||
==原案== | ==原案== |
2015年9月29日 (火) 00:33時点における版
アーティファクト
虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しいマナ総量を持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。
数少ない、呪文を打ち消すアーティファクト。特定の点数で見たマナ・コストの呪文を自動的に打ち消す。
主に速攻デッキ対策としてX=0か1で唱えられることが多い。それ以上の数字になるとコストが大きくなるのでどうしても後手に回ってしまい、効果が薄くなってしまう。
スタンダードでは、酸化/Oxidizeや頭蓋骨絞め/Skullclampなど優秀な1マナ呪文が多かったため一部のデッキで採用された。ほぞ支援や蓄積カウンター支援カードと組み合わせても有効。エクステンデッドでも、マナカーブが低マナ域に集中したデッキへの拘束力は十分であり、世界選手権08では親和エルフへの対策としてしばしば採用された。
ヴィンテージ環境では0マナアーティファクトが横行しているため、先手1ターン目に自分はそれらを並べてからこれをX=0で唱えることで、圧倒的に優位に立つことが可能。また、レガシーでは、2マナランドから1ターン目にX=1で置くのが常套手段。
- スタックに置かれていないならば、常にX=0である。蓄積カウンターが何個乗っているかは関係がない。
- 蓄積カウンターが乗っていない場合、0マナの呪文を打ち消す。
- ムルタニの存在/Multani's Presenceを張ってこれをX=0で出し、0マナクリーチャー呪文を連発してストームを稼ぐデッキも存在する。
- 呪文の点数で見たマナ・コストは、唱えられたときにのみ確認する。唱え終わってから蓄積カウンターの数を変更しても、その呪文が打ち消されたり、打ち消しが回避されたりすることはない。
- 魂の洞窟/Cavern of Soulsは相性がよい。クリーチャー呪文限定ではあるが、打ち消しの能力を自分だけ無視して動くことができるようになる。逆に対戦相手が対策として使ってくるケースも考えられるので注意。
- 英語名からチャリスやCotVと呼ばれることもある。
2015年10月2日より、ヴィンテージで制限カードに指定された。勢力を増しているMishra's Workshop系のデッキを抑えるのが目的だが、「Moxを使える」というヴィンテージのフォーマットとしての存在意義を損なわせていることも理由。(参考/翻訳)
原案
原案はGary Wiseが2001年のインビテーショナルで提出していたカード案である。そのときの案は以下の通り。
非公式/非実在カード
Artifact of Doom (2)アーティファクト
Artifact of Doomが場に出るに際し、数を1つ選ぶ。
点数で見たマナ・コストが選ばれた数に等しい呪文はプレイできない。