別館の大長/Chancellor of the Annex
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− | *同じ[[色拘束]]で[[伝説の]] | + | *[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[クリーチャー・タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。 |
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*[[不確定カウンターカード]] | *[[不確定カウンターカード]] | ||
+ | *[[機械正典/Machine Orthodoxy#別館/Annex|別館/Annex]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:新たなるファイレクシア]] / ファイレクシア陣営 - [[レア]] | *[[カード個別評価:新たなるファイレクシア]] / ファイレクシア陣営 - [[レア]] |
2023年8月3日 (木) 17:35時点における最新版
Chancellor of the Annex / 別館の大長 (4)(白)(白)(白)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 天使(Angel)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 天使(Angel)
あなたはあなたのゲーム開始時の手札にあるこのカードを公開してもよい。そうした場合、各対戦相手がこのゲームで最初の呪文を唱えたとき、そのプレイヤーが(1)を支払わないかぎり、その呪文を打ち消す。
飛行
対戦相手が呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーが(1)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
白の大長は、対戦相手がゲームで最初に唱える呪文に1マナを要求する。
1ターン目のマナ・クリーチャーや手札破壊といった定番の動きを1ターン遅らせられる。1マナ域の少ないCaw-Bladeや赤緑ヴァラクートなどのデッキは初動がほぼ3ターン目になってしまう。
戦場に出た後はすべての呪文に追加の1マナを要求する。ストームや呪文による無限コンボはほとんど破綻するだろう。除去耐性として見た場合は霜のタイタン/Frost Titanに似ているが、自身の重さと各種単体除去の軽さを考えると、1マナ程度ではあまり抑止力にはならない。
レガシーのリアニメイトでしばしば採用される。相手の初動を遅らせつつ自身のコンボを確実に決められるため。もちろんこれ自身を釣り上げても、戦場に出てしまえば5/6飛行は充分に強力。マナレス・ドレッジでも同様の目的で投入されるが、こちらの場合戦場に出ることはまずない。
- アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IVとは違い打ち消されない呪文には効果が無いことに注意。誘発後のストームや複製にも効かないので無理矢理ねじこまれる可能性もある。
- これを対戦相手に使われた場合、次のターン以降のテンポを守るためにわざと1枚を犠牲にし、打ち消させるのも選択肢。
- 同じ色拘束で伝説の天使であるエメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeriaより決定力に欠けるものの、重複投入するほど効果が増す点は大きい。
- 2021年6月のオラクル変更でクリーチャー・タイプにファイレクシアンが追加された。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
新たなるファイレクシアの大長サイクル。ゲーム開始時の手札にあるときに公開すると、ゲーム開始後に何らかの恩恵を与えてくれるファイレクシアン・クリーチャー。
- 別館の大長/Chancellor of the Annex
- 尖塔の大長/Chancellor of the Spires
- ドロスの大長/Chancellor of the Dross
- 溶鉱炉の大長/Chancellor of the Forge
- 絡み森の大長/Chancellor of the Tangle
[編集] 参考
- 壁紙 (WotC,五段目)
- トリプルシンボルカード
- 不確定カウンターカード
- 別館/Annex(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - レア