リバイアサン

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(削除理由のない記述を復活)
 
(8人の利用者による、間の18版が非表示)
1行: 1行:
'''リバイアサン'''/''Leviathan''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。[[]][[多色]]含む)に数体と[[アーティファクト・クリーチャー]]に2体存在し、いずれも非常に高い[[パワー]]と[[タフネス]]を持つ反面、重大なリスクを持つものが多い。
+
{{Otheruses|[[クリーチャー・タイプ]]|[[ザ・ダーク]]初出の[[クリーチャー]][[カード]]|リバイアサン/Leviathan}}
 +
 
 +
'''リバイアサン'''/''Leviathan''は[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。
  
 
{{#card:Leviathan}}
 
{{#card:Leviathan}}
 
{{#card:Eater of Days}}
 
{{#card:Eater of Days}}
{{#card:Grozoth}}
+
{{#card:Slinn Voda, the Rising Deep}}
 +
 
 +
初出は[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の[[セゴビアの大怪魚/Segovian Leviathan]]。次の[[ザ・ダーク]]で出た[[リバイアサン/Leviathan]]以降長い間新たなカードは登場しなかった。セゴビアの大怪魚は[[第6版]]で[[海蛇]]に変更されそのまま消滅するかと思われたが、[[ダークスティール]]で[[日々を食うもの/Eater of Days]]が登場、そして[[ラヴニカ・ブロック]]では3種類がたて続けに登場した。[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]ではセゴビアの大怪魚と[[Marjhan]]、[[深海の怪物/Thing from the Deep]]がリバイアサンに変更された。その後も新種が登場している。
 +
 
 +
[[青]]とそれを含む[[多色]]、および[[無色]]の[[アーティファクト・クリーチャー]]に存在する。
 +
 
 +
その多くが6マナ以上の[[重い]][[マナ・コスト]]で、非常に高い[[パワー]]と[[タフネス]]を持つ。初期のリバイアサンは[[アンタップ・ステップ]]に[[アンタップ]]しない、[[攻撃]]に[[コスト]]が必要など[[ペナルティ能力]]を持っていたが、[[ディセンション]]の[[シミックの空呑み/Simic Sky Swallower]]以降、デメリットを持たないリバイアサンも増加してきている。[[回避能力]]として[[飛行]]や[[島]][[土地渡り|渡り]]、また青には珍しい[[トランプル]]を持つものも多い。概ね[[稀少度]]が高めに設定されており、[[灯争大戦]]の[[キオーラの堰破り/Kiora's Dambreaker]]が初の[[コモン]]のリバイアサン。
  
長い間元祖[[リバイアサン/Leviathan]][[セゴビアの大怪魚/Segovian Leviathan]]の2種類しか存在していなかったが(セゴビアの大怪魚は[[第6版]][[海蛇]]に変更され、[[2007年9月サブタイプ変更]]で再びリバイアサンへ)、[[ダークスティール]]で[[日々を食うもの/Eater of Days]]が登場、そして[[ラヴニカ・ブロック]]では3種類がたて続けに登場した。それ以降も、新種・[[オラクル]]変更も合わせて増加傾向にある。
+
[[タイプ的カード]]は、[[クラーケン]][[タコ]][[海蛇]]と兼用のものが[[ウーラの寺院の探索/Quest for Ula's Temple]]をはじめ複数存在する。一覧は[[ウーラの寺院の探索/Quest for Ula's Temple#関連カード]]の項を参照。
  
*[[ディセンション]][[シミックの空呑み/Simic Sky Swallower]]以降、デメリットを持たないリバイアサンも増加してきている。クリーチャーの質が上昇した昨今の象徴と言えるかもしれない。
+
[[伝説の]]リバイアサンは[[ゼンディカーの夜明け]]現在、[[上昇底流、スリン・ヴォーダ/Slinn Voda, the Rising Deep]][[のたうつ嵐、ザイリス/Xyris, the Writhing Storm]][[怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle]]の3枚。
**ただ、[[マナ・コスト]][[重い|重さ]]は相変わらず。この一点が泣き所でもあり、リバイアサンのアイデンティティでもある
+
  
*リバイアサンとは、旧約聖書に登場する巨大な海の怪物で、鯨とも竜とも言われる。神にどこまでも大きくなる事を許されている([[Wikipedia:ja:レヴィアタン]])。対して陸のビヒモス、空のジズがいる。
+
*リバイアサンとは、旧約聖書に登場する巨大な海の怪物で、[[鯨]]とも[[ドラゴン|竜]]とも言われる。神にどこまでも大きくなる事を許されている([[Wikipedia:ja:レヴィアタン|レヴィアタン]])。対して陸のビヒモス、空のジズがいる。
**ちなみにビヒモスも[[マジック]]の世界に何体かいる。→{{WHISPER検索/カード名|behemoth|ビヒモス(Behemoth)}}かつてはクリーチャー・タイプとしても存在したが、現在は廃止された。
+
**ちなみに[[カード名百科事典#ビヒモス|ビヒモス]]も[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の世界に何体かいる({{WHISPER検索/カード名|behemoth|ビヒモス(Behemoth)}})。かつてはクリーチャー・タイプとしても存在したが、現在は廃止されほとんどが[[ビースト]]となっている。しかし[[アラーラの断片ブロック]]で[[ナヤ/Naya]]のクリーチャーとして一気に5体が追加され、その後も増え続けリバイアサンと同程度には存在している。
**余談だが、マジック界のビヒモスの半数以上が水棲生物だった時期もある。陸のビヒモスなのに?と思うかも知れないが、伝承によるとビヒモスは水陸両生だそうだ(その姿は[[カバ]]や[[サイ]]、[[象]]、水牛などと言われている)。また、本来はリバイアサンとビヒモスの両方ともが海に住む予定だったのだが、両者が海に入ると海水があふれてしまうのでビヒモスが陸に住むことになった、とも言われている。
+
***余談だが、マジック界のビヒモスの半数以上が水棲生物だった時期もある。陸のビヒモスなのに?と思うかも知れないが、伝承によるとビヒモスは水陸両生だそうだ(その姿は[[カバ]]や[[サイ]]、[[象]]、水牛などと言われている)。また、本来はリバイアサンとビヒモスの両方ともが海に住む予定だったのだが、両者が海に入ると海水があふれてしまうのでビヒモスが陸に住むことになった、とも言われている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Leviathan|リバイアサン(Leviathan)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Leviathan|リバイアサン(Leviathan)}}
 +
*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Leviathan}|リバイアサン(Leviathan)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|りはいあさん]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|りはいあさん]]

2024年6月27日 (木) 06:50時点における最新版

リバイアサン/Leviathanクリーチャー・タイプの1つ。


Leviathan / リバイアサン (5)(青)(青)(青)(青)
クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)

トランプル
リバイアサンはタップ状態で戦場に出、あなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
あなたのアップキープの開始時に、島(Island)を2つ生け贄に捧げてもよい。そうした場合、リバイアサンをアンタップする。
リバイアサンは、あなたが島を2つ生け贄に捧げないかぎり、攻撃できない。(このコストは攻撃クリーチャーの宣言時に支払う。)

10/10


Eater of Days / 日々を食うもの (4)
アーティファクト クリーチャー — リバイアサン(Leviathan)

飛行、トランプル
日々を食うものが戦場に出たとき、あなたはあなたの次の2つのターンを飛ばす。

9/8


Slinn Voda, the Rising Deep / 上昇底流、スリン・ヴォーダ (6)(青)(青)
伝説のクリーチャー — リバイアサン(Leviathan)

キッカー(1)(青)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(1)(青)を支払ってもよい。)
上昇底流、スリン・ヴォーダが戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、マーフォーク(Merfolk)とクラーケン(Kraken)とリバイアサン(Leviathan)とタコ(Octopus)と海蛇(Serpent)を除くクリーチャーをすべてオーナーの手札に戻す。

8/8

初出はレジェンドセゴビアの大怪魚/Segovian Leviathan。次のザ・ダークで出たリバイアサン/Leviathan以降長い間新たなカードは登場しなかった。セゴビアの大怪魚は第6版海蛇に変更されそのまま消滅するかと思われたが、ダークスティール日々を食うもの/Eater of Daysが登場、そしてラヴニカ・ブロックでは3種類がたて続けに登場した。クリーチャー・タイプ大再編ではセゴビアの大怪魚とMarjhan深海の怪物/Thing from the Deepがリバイアサンに変更された。その後も新種が登場している。

とそれを含む多色、および無色アーティファクト・クリーチャーに存在する。

その多くが6マナ以上の重いマナ・コストで、非常に高いパワータフネスを持つ。初期のリバイアサンはアンタップ・ステップアンタップしない、攻撃コストが必要などペナルティ能力を持っていたが、ディセンションシミックの空呑み/Simic Sky Swallower以降、デメリットを持たないリバイアサンも増加してきている。回避能力として飛行渡り、また青には珍しいトランプルを持つものも多い。概ね稀少度が高めに設定されており、灯争大戦キオーラの堰破り/Kiora's Dambreakerが初のコモンのリバイアサン。

タイプ的カードは、クラーケンタコ海蛇と兼用のものがウーラの寺院の探索/Quest for Ula's Templeをはじめ複数存在する。一覧はウーラの寺院の探索/Quest for Ula's Temple#関連カードの項を参照。

伝説のリバイアサンはゼンディカーの夜明け現在、上昇底流、スリン・ヴォーダ/Slinn Voda, the Rising Deepのたうつ嵐、ザイリス/Xyris, the Writhing Storm怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isleの3枚。

  • リバイアサンとは、旧約聖書に登場する巨大な海の怪物で、ともとも言われる。神にどこまでも大きくなる事を許されている(レヴィアタン)。対して陸のビヒモス、空のジズがいる。
    • ちなみにビヒモスマジックの世界に何体かいる(カード名を「behemoth」で検索)。かつてはクリーチャー・タイプとしても存在したが、現在は廃止されほとんどがビーストとなっている。しかしアラーラの断片ブロックナヤ/Nayaのクリーチャーとして一気に5体が追加され、その後も増え続けリバイアサンと同程度には存在している。
      • 余談だが、マジック界のビヒモスの半数以上が水棲生物だった時期もある。陸のビヒモスなのに?と思うかも知れないが、伝承によるとビヒモスは水陸両生だそうだ(その姿はカバサイ、水牛などと言われている)。また、本来はリバイアサンとビヒモスの両方ともが海に住む予定だったのだが、両者が海に入ると海水があふれてしまうのでビヒモスが陸に住むことになった、とも言われている。

[編集] 参考

QR Code.gif