ファイレクシアの歩行機械/Phyrexian Walker

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(8人の利用者による、間の9版が非表示)
3行: 3行:
 
[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]の[[地上クリーチャー]]版。
 
[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]の[[地上クリーチャー]]版。
  
0[[マナ]]だが2〜3マナの[[クリーチャー]]を止め得る[[タフネス]]を持つ。しかし[[パワー]]は0なので[[ブロッカー]]専用と言ってよい。
+
[[パワー]]が0なのでほぼ[[ブロッカー]]専用だが、0[[マナ]]にして2~3マナの[[クリーチャー]]を止め得る[[タフネス]]を持つ。
  
もちろん羽ばたき飛行機械同様、0マナクリーチャーであることを利用した[[コンボ]][[デッキ]]では重宝される。[[弱者選別/Culling the Weak]]でマナを溜めながら[[ストーム]]を稼ぐのに役立つ。
+
[[構築]][[エターナル]]では、羽ばたき飛行機械同様に0マナクリーチャーであることを利用した[[コンボデッキ]]で重宝される。[[親和]]や[[金属術]]は勿論、[[弱者選別/Culling the Weak]]でマナを溜めながら[[ストーム]]を稼ぐのに役立ったり、[[修繕/Tinker]]の[[コスト]]として使われたりもする。
  
放っておくと[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus|とんでもないヤツ]]に変身することも。→[[ティンカー]]
+
*初出時は[[クリーチャー・タイプ]]を持たなかったが、[[Magic Online]]での[[ビジョンズ]]のリリースに伴う2006年1月の[[オラクル]]更新で[[構築物]]のクリーチャー・タイプを獲得した。[[ファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauder]]とともに構築物のクリーチャー・タイプを初めて与えられたカードである。さらに[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[ファイレクシアン]]が追加された。
 +
**一時期は[[クリーチャー・タイプ]]を持たず[[伝説の|伝説]]でない唯一の[[バニラ]]であった。
 +
*[[フレイバー・テキスト]]は[[ファイレクシア/Phyrexia]]の存在を確信してしまい恐れる人物の書簡だが、これはとあるゲームデザイナーが[[マジック:ザ・ギャザリング]]の最も[[壊れ]]たカードは[[羽ばたき飛行機械/Ornithopter]]のような0マナクリーチャーだと[[Richard Garfield]]に語ったことが元となっており、適正にデザインされた0マナクリーチャーを過剰に恐れることを揶揄している<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0018284/ 霊気の道 その3](Making Magic 2017年1月30日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
*2006年1月の[[Oracle]]変更で、[[ファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauder]]と共に[[構築物]](Construct)という謎の[[クリーチャー・タイプ]]を付与された。それ以前は(一時的にではあるが)唯一の、クリーチャー・タイプを持たず[[伝説の|伝説]]でない[[バニラ]]であった。
+
{{フレイバーテキスト|以前、黒い雨が降り、大地は焼けただれ、鋼が悲鳴を上げるという、恐ろしい場所の話を聞いたことがあった。そのときは、熱に浮かされた誰かの作り話だろうと考えて、自分を元気づけることにしたのだが、今日になって、歩行機械をこの目で見てしまった ――― 今となっては、真実を恐れるばかりだ。|カシーブ・イブン・ナジー「書簡集」}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
<references />
 +
*[[0マナカード]]
 +
*[[バニラクリーチャー]]
 
*[[ファイレクシア/Phyrexia]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[ファイレクシア/Phyrexia]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ビジョンズ]] - [[コモン]]

2022年5月16日 (月) 12:12時点における最新版


Phyrexian Walker / ファイレクシアの歩行機械 (0)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 構築物(Construct)

0/3

羽ばたき飛行機械/Ornithopter地上クリーチャー版。

パワーが0なのでほぼブロッカー専用だが、0マナにして2~3マナのクリーチャーを止め得るタフネスを持つ。

構築エターナルでは、羽ばたき飛行機械同様に0マナクリーチャーであることを利用したコンボデッキで重宝される。親和金属術は勿論、弱者選別/Culling the Weakでマナを溜めながらストームを稼ぐのに役立ったり、修繕/Tinkerコストとして使われたりもする。

以前、黒い雨が降り、大地は焼けただれ、鋼が悲鳴を上げるという、恐ろしい場所の話を聞いたことがあった。そのときは、熱に浮かされた誰かの作り話だろうと考えて、自分を元気づけることにしたのだが、今日になって、歩行機械をこの目で見てしまった ――― 今となっては、真実を恐れるばかりだ。
カシーブ・イブン・ナジー「書簡集」

[編集] 参考

  1. 霊気の道 その3(Making Magic 2017年1月30日 Mark Rosewater著)
QR Code.gif